【WT】デスゲームに巻き込まれました。 (ページ2)

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nk side
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nk「…あれ、ここどこ」

目が覚めると、緑とも紫とも取れるような暗い色の天井が見えていた。

kn「あ、なかむ！起きた？」

nk「きんとき、え、俺らさっきまでゲームしてたよな…？」

kn「…それはそうなんだけど、あれ、見て」

そうしてきんときは斜め上を指指した。
そこにはテレビがあって、青い背景に白い文字で文章が書かれていた。
内容は…

kn「『リアルデスゲームホワイトエディション』の世界へようこそ、これから貴方達には『デスゲーム』をしていただきます。」

…最悪だ。

sh side
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最後に見ていたのは紙だったと思う。

sh「ん〜！！…あれ、なんで寝てんの」

目を覚ますと、俺の隣にスマイルが寝ていた。
さっきまできんときの家に居た筈なのになぜここに居るのだろう。

寝起きの頭ではよくわからないが、この状態は異常なのだろう。

とりあえずスマイルを起こさないと。

kr side
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kr「ぶるーく起きろ！！！」

br「んぇ…あと5分……」

俺は今すごく焦っている。
そりゃそうだろう、謎の場所に放り込まれているのだから。
目の前のぶるーくは呑気に寝ぼけたことを言っているが、すぐにこの事を伝えないと……

kr「うあーもう！！起きてって！！！」

部屋にぽつんと掛けられたテレビをチラチラと見ながら機嫌の悪いぶるーくを起こし続けた。

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nk side

nk「えっ!?きりやんとぶるーく！！」

部屋の扉を開けると、廊下を挟んだ向かいの扉からきりやんとぶるーくが出てきた。

br「わーなかむきんとき！これってどういうことなの？」

kn「それが俺らにもよく分かってなくて…でも、…絶対やばいことに巻き込まれてる」

kr「…きんとき、部屋にあったテレビって見た？」

kn「あ、うん…きりやんのとこにもあったんだ」

kr「そうなんだよ…『デスゲーム』、始まるらしい。」

いまいち状況が掴めなかった。
あのテレビに書かれていたことは確かに事実だと思う。
実際俺らはここに飛ばされているから。
でも、なぜ『デスゲーム』…？
何か、あった…けど、何も覚えていない。

悶々と考えていると、きりやんとぶるーくの右隣の部屋の扉が開いた。

sm「…あれ、居たんだ」
sh「なんか遅くなったっぽい？すまん」

kr「えっ、シャークんスマイル!?よかった、とりあえず全員居るね…」

kn「よかった、なのかな。今からデスゲーム始まるのに」

kr「…」

信じたくなかった。