38話 ページ40
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不「ところでAはもう鉢屋三郎とは会ったんだよね?」
『はい!今日不破先輩と会って、鉢屋先輩の顔の持ち主がわかりました』
不「え!?Aは三郎の顔が変装だって分かってたの!?」
『まぁ、見慣れてますからね…あっ、でも鉢屋先輩の変装は本当に上手ですね!自然でしたし。』
しっかりとフォローも入れるAに不破は笑ってしまった。
ーーーーー
暫く静かに巻物を巻いたあと、
きり丸に手を振って図書室をあとにしたA達は、
次に生物委員会の元へ向かった。
乱「あそこにいるのが生物委員会の…!?」
うわぁっ!!という声にAが隣を見ると、
泥だらけになった乱太郎が転んでいた。
三「あー、そこ今滑りやすいから気を付けてねー」
乱「遅いよ〜」
三「ごめんごめん!」
虎「Aさんの委員会見学ですよね?
僕達が案内します!!」
2人に連れられてAは動物小屋へ向かった。
三「あっちから順に、五年ろ組の竹谷八左ヱ門先輩
三年い組の伊賀崎孫兵先輩、一年い組の上ノ島一平
一年ろ組の初島孫次郎でーす!!」
虎「生物委員会では、忍術学園で飼われている生物や、伊賀崎先輩のペットの毒虫や毒蛇などを飼育しています!!」
2人が説明するのを聞きながらも、Aは
2人の後ろで地面に這いつくばって何かをしている彼らの方に目がいってしまう。
『えっと、…あれは何をしているの?』
三「あぁ、あれは散歩に出かけたマリーちゃんを探しているんです」
虎「マリーちゃんとは猛毒を持つ蜘蛛のことです」
それを聞いたAは笑いだした
『あっはは!お散歩って使い方いいね!
ていうか、ここでは毒虫も飼ってるんだね!』
けたけたと笑うAに、怖がると思っていた三治郎はポカンとした。
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静樹 - 返事、ありがとうございます!白い太陽さんの作品はどれもとても面白いので応援しています!出してくれたら直ぐに見ます!頑張ってください! (2021年8月12日 0時) (レス) id: c152cab7f1 (このIDを非表示/違反報告)
白い太陽(プロフ) - 静樹さん» すみませんっ!あまり伸びなかったので消してしまいました<(_ _)>でもこうやって見ていただいていたことが知れて嬉しかったのでいつかまた出そうと思います!内容は少し変わりますが、宜しければ見てくださいね! (2021年8月9日 15時) (レス) id: 00650487f2 (このIDを非表示/違反報告)
静樹 - あの、前あったツイステと忍たまの小説どうなったんですか?続きが気になります! (2021年8月5日 23時) (レス) id: c152cab7f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白い太陽 | 作成日時:2019年8月22日 6時