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37話 ページ39

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乱「今回は私、乱太郎が案内させていただきまーす!」



次の日は授業がなく、委員会の仕事は午前中に終わらせるのだ。
走ってきた乱太郎はAの目の前で石につまづいた



『!?乱太郎くん!?大丈夫?』



咄嗟に手を伸ばしたAによって乱太郎は転ばずに済んだのだった。



乱「は、はい…。凄いです!!いつもなら絶対転んでるはずのこの場面、Aさんの瞬発力と運の良さは本当に凄いですね!!」



乱太郎の満面の笑みに、Aは、
さっきのは乱太郎の不注意だと言うことは伏せておいた。




ーーー


乱「まずは、図書委員会です。
図書室では静かにしてくださいね。」



乱太郎について行くAは、乱太郎の声がだんだんと小さくなっていくことに疑問に思いながら、頷いた。



乱「奥の方から、六年ろ組の中在家 長次先輩
五年ろ組の不破 雷蔵先輩二年い組の能勢 久作先輩
一年ろ組の二ノ坪 怪士丸です。」



乱太郎の説明を聞いたAは、
昨日見た、鉢屋と同じ顔がいることに気づいた。



き「Aさんと乱太郎、こっちこっち」



図書室に招かれて、
みんなが囲んで座っているテーブルに一緒に座った。



き「図書委員会では主に図書室の管理、書庫の整理、虫食い文書の修補などをしてまーす。
Aさんも本を借りる時にはしっかりと返却期限を守ってくださいね?」



きり丸の言葉に頷いたとき、
きり丸の隣に座る中在家がボソボソと呟いた。
Aは小さすぎる声に驚きながら、きり丸を見た。



中「……もそ、もそもそ」


き「えー、今から、本の整理を行う。」



中在家に似せて、声を低くしてそう言ったきり丸。
Aは笑いそうになったが、静かにしないといけないため、我慢をした。




ーーー



き「Aさんは不破先輩と巻物の片付けをお願いします!」



きり丸と入れ替わって来たのは、5年の不破雷蔵だ。



不「不破雷蔵です。A、よろしくね」



名前の通りふわふわとした雰囲気の彼を見て、少しだけ緊張していたものが溶けた。

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静樹 - 返事、ありがとうございます!白い太陽さんの作品はどれもとても面白いので応援しています!出してくれたら直ぐに見ます!頑張ってください! (2021年8月12日 0時) (レス) id: c152cab7f1 (このIDを非表示/違反報告)
白い太陽(プロフ) - 静樹さん» すみませんっ!あまり伸びなかったので消してしまいました<(_ _)>でもこうやって見ていただいていたことが知れて嬉しかったのでいつかまた出そうと思います!内容は少し変わりますが、宜しければ見てくださいね! (2021年8月9日 15時) (レス) id: 00650487f2 (このIDを非表示/違反報告)
静樹 - あの、前あったツイステと忍たまの小説どうなったんですか?続きが気になります! (2021年8月5日 23時) (レス) id: c152cab7f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白い太陽 | 作成日時:2019年8月22日 6時

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