27話 ページ28
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ね?と笑いかけるAにつられて、
2人もうんっ!と笑った。
その姿にホッとして、食満はまた自分の仕事に戻った。
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「「…できたー!!!」」
日が暮れ始めた頃、やっと修理が終わった壁は、先程のよりうんと綺麗に仕上がっていた。
し「Aさんっ!ありがとうございました」
喜「うん!とーっても綺麗な壁が出来ましたぁ!」
『みんなで頑張ったからだよー!!』
手間暇かけて仕上がった壁に今度は
作兵衛と浜までもを巻き込んで騒ぎ始めた。
最初は緊張で目も合わせなかった作兵衛も、
Aの笑顔にやられたのか懐いていた。
用具委員会に笑いが溢れた。
……のだが、
七「いけいけどんどーん!!」
…………幸せは続かない…ということなのだろう。
し、喜「うわぁん!!またぁ!?」」
ーーーー
兵「Aさん!今日1日お疲れ様でした!
もうそろ夕食の時間なので委員会見学はここまでにしましょう」
『そうだね!兵太夫くん今日は付き合ってくれてありがと!!おかげで助かったし、楽しかったよ!』
ニコッと笑いかけるAの笑顔に照れた兵太夫は、
顔を赤くさせながらえへへと頬をかいた。
平「Aー!!」
遠くから駆け寄ってくる平を見つけ、兵太夫は、
ゲェッと嫌な顔をした。
兵「では僕は部屋に戻りますね」
『うんっ!本当にありがとうね!』
兵太夫に手を振っているAの元にやってきた平は、 兵太夫が見えなくなるまで手を振るAに、
律儀だなぁと思いながら待っていた。
『滝夜叉丸くん!何だか久しぶりな気分だね!
委員会お疲れ様!』
平「あぁ、なんだか今回の委員会は、七松小平太体育委員会委員長が張り切っていて、とても疲れた…。っと、それよりこれから夕食なんだ、一緒に行かないか?」
『………あー、夕食…かぁ、……んー、今日はー、
疲れたから寝ようと思うんだ。誘ってくれてありがとう!!じゃあ、おやすみ!!』
平「え?あっ、A!!」
サッと消えてしまったAに、疑問を持ちながらも、平はしょうがないか、と思い1人で食堂へ向かった。
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静樹 - 返事、ありがとうございます!白い太陽さんの作品はどれもとても面白いので応援しています!出してくれたら直ぐに見ます!頑張ってください! (2021年8月12日 0時) (レス) id: c152cab7f1 (このIDを非表示/違反報告)
白い太陽(プロフ) - 静樹さん» すみませんっ!あまり伸びなかったので消してしまいました<(_ _)>でもこうやって見ていただいていたことが知れて嬉しかったのでいつかまた出そうと思います!内容は少し変わりますが、宜しければ見てくださいね! (2021年8月9日 15時) (レス) id: 00650487f2 (このIDを非表示/違反報告)
静樹 - あの、前あったツイステと忍たまの小説どうなったんですか?続きが気になります! (2021年8月5日 23時) (レス) id: c152cab7f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白い太陽 | 作成日時:2019年8月22日 6時