７７話 ページ36
急いで戻って正解だった。
急ぎすぎて窓割っちゃったよ。
だって…
帰ってきたと思ったら自分の部屋でなんか幻術使ってる幻チャンが見えたんだもん。
しかもすごく頭に来てたみたいだからものすごくびっくりさ…
それで、向かい側にあったビルを大空の炎で綱吉クンみたいに登って、霧の炎で有幻覚を作ってガラスをかち割って登場♪
てな感じだった。
「幻チャン、桔梗クン、ただいま♪」
「お…」
「おかえりなさい…」
突然のボクの登場に呆然としているらしい。
桔梗クン、傷が無くてよかった…
幻チャンが剣を振りかざし、当たるという寸前で止まったまま。
危ない危ない…あと一秒でも遅れてたら桔梗クン死んでた…
「幻チャン、その剣どうしたの？」
「あ、こ、これは…！」
急いで幻覚を解く。
遠くでなっている警報が彼のことを焦らせ、額に汗をにじませる。
まぁ、喧嘩とまではいかなくても皮肉の言い合いになってカッとなった…てとこだろう。
二人ともまだまだ子供だなぁ…
精神年齢は確実にボクの方が上だしそう考えるのもしょうがないか♪
「とりあえず幻チャン、桔梗クンのこと隠してくれる？」
「はい」
「桔梗クンはできる限り存在を気付かれないように音を立てないで」
「は、はい…」
指示を出して奥の方へ行ってもらう。
そしてすぐに
「白蘭さん！？」
走ってきた正チャンとばったり遭遇。
彼から桔梗クンは絶対に見ることはできないな。
ましてや気配も感じることはできない。
そもそも非戦闘員だしね〜。
「やぁ正チャン♪」
「やぁ、じゃありませんよ！何があったんですか！？」
ものすごい剣幕で詰め寄ってくる。
…あはは…ここは正直に言っておこう。
「この部屋にいた幻チャンを驚かせようと思って♪」
にっこりとボクは満面の笑みで言ったら頭を力加減なしで殴られた。
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夜琉(プロフ) - ベルとジル流石歌後になってますよ！ (2014年11月24日 21時) (
レス) id: c02cdeb624 (このIDを非表示/違反報告)
鎖龍 - 剣姫さん» なんならタメでいいですよ♪敬語は堅苦しいので!! (2013年12月30日 9時) (レス) id: fa944c6544 (このIDを非表示/違反報告)
剣姫(プロフ) - 鎖龍さん» 正ちゃんは本当は怒るのは嫌なので冷めるのは早いですねwありがとうございます、頑張ります！ (2013年12月26日 11時) (レス) id: dc7c621dd0 (このIDを非表示/違反報告)
剣姫(プロフ) - MiAさん» この世界の正ちゃんは騙されやすそうで騙される子だと思ってますのでw (2013年12月26日 11時) (レス) id: dc7c621dd0 (このIDを非表示/違反報告)
鎖龍 - 剣姫さん» 正一君、怒りの沸点が低くても(多分低くないけど）冷めるのは早い…？面白かったですｗ更新頑張ってください♪ (2013年12月25日 10時) (レス) id: fa944c6544 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：剣姫 | 作成日時：2013年11月28日 10時
