６４話 ページ20
「ねぇ、そこの君！」
「はっはい！」
ボクに突然呼び止められてビビる医師。
担当医の人、あの人であってるよね？
さっさとしないと…
「この子、頼んだよ」
プールで溺れてたから、キチンと見てないとダメでしょ！と言うと顔を青ざめる。
彼に彼女を渡して呼吸を楽にできるようにして、と言うとすぐにどこかへ向かった。
きっと彼女の部屋かな。
…どうしようかなー…
「どのタイミングで登場すればいいんだろ…？」
水泳をしてたのは分かったけど、どんな出会いだったか正直覚えていない。
小説はあんまり熟読しなかったから…これは痛い。
出会い方によって変わるモノがあるかもしれない。
「…ま、いっか♪」
迷ってばっかじゃ仕方ない。
ボクらしくして会えばいっか。
ゆっくりと足を踏み出し、彼女がいると思われる部屋へと向かった。
…そういや、あの子は夢を諦めざるを得なくなったんだよね…？
大事な兄弟もなくして夢も叶えられなくなって…
なんて哀れなんだろう。
他のパラレルワールドでは、彼女は誰よりも速い、優秀な水泳選手だった。
不幸がなければこんなことはなかったのに、なぁ…
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夜琉(プロフ) - ベルとジル流石歌後になってますよ！ (2014年11月24日 21時) (
レス) id: c02cdeb624 (このIDを非表示/違反報告)
鎖龍 - 剣姫さん» なんならタメでいいですよ♪敬語は堅苦しいので!! (2013年12月30日 9時) (レス) id: fa944c6544 (このIDを非表示/違反報告)
剣姫(プロフ) - 鎖龍さん» 正ちゃんは本当は怒るのは嫌なので冷めるのは早いですねwありがとうございます、頑張ります！ (2013年12月26日 11時) (レス) id: dc7c621dd0 (このIDを非表示/違反報告)
剣姫(プロフ) - MiAさん» この世界の正ちゃんは騙されやすそうで騙される子だと思ってますのでw (2013年12月26日 11時) (レス) id: dc7c621dd0 (このIDを非表示/違反報告)
鎖龍 - 剣姫さん» 正一君、怒りの沸点が低くても(多分低くないけど）冷めるのは早い…？面白かったですｗ更新頑張ってください♪ (2013年12月25日 10時) (レス) id: fa944c6544 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：剣姫 | 作成日時：2013年11月28日 10時
