100話 ページ5
ブロウ「予想していないこと、とか...君にあるの?」
『ない』
と言ってはいるがありまくりである。
プリンツ「す、すごいな...;
じゃあ、アルバさんの好きそうな本、探しましょうか...?」
恐る恐るといった様子で私に聞いてくる。
『好きにしろ』
ブロウ「じゃ、俺も手伝うね。
...ホラー系の本はそっちじゃない」
プリンツ「えっ!?;」
...さてはこういう本屋初めてだな???...初めてがこーゆー大会の最中て...;
そんなことを考えつつも、取り敢えず私はブロウ達の背中を追った。
・
・
プリンツ「うーん...」
ブロウ「...アルバくんの読んだ本とかは分かんないから、アルバくんの好きそうなやつを見付けるしかないかな....」
さすがに私の読んだ本とか知ってたら引くぞ??
『...俺の読んだことのない本でないと、ダイナモで殴らせる』
ブロウ「...殴るんじゃなくて、殴らせるんだね」
まぁね。ライダーとかに頼めるし。頼む気ないけど。
プリンツ「...あ、あれ...」
そう言ったプリンツの視線の先には、私は読んだことが無く、なおかつタイトルが気になる本が。
『...』
なにも言わずその本を見ていると、プリンツは「よ、よーし!」と言って本を取ろうとする。しかし。
プリンツ「あ、あともうちょっと...!」
少し身長が足りず、プリンツは本にギリッギリ手が届かない。かっわい(鼻血)
ブロウ「取ろうか?
...って、無理か....」
まぁプリンツと同じくらいの身長だしね君。
...仕方ない
私はプリンツの近くへと歩み寄る。
そして、プリンツの肩を掴んで自分に寄せ、プリンツの視線の先を見て『...これか』と呟く。
そして、私は背伸びをすることなく本棚から本を抜き取った。
...お、結構安め。いいね!
私はプリンツから離れ、本の表紙を眺める。
うお、女の人がこっちガン見してる。これがあのパワハラ上司に...ヒヒッ(2回目)
プリンツ「...ひ、
ひええっ......!!!」
プリンツは湯気を出し、両手で顔を覆いながらしゃがむ。耳真っ赤だから隠しても意味ないけど。
...あれもしかして私コロイカに触った...??(遅い)
あとブロウ視線怖いからやめてェェェェェ
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maichametamtam(プロフ) - スプラ3のサイドオーダーがコロイカに出たらアルバ君が洗脳されたみたいな感じで出て欲しいです! (2月24日 17時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
あんもロイド#エンペラー推し - 最高だ…好き… (1月10日 10時) (レス) @page30 id: 2591457723 (このIDを非表示/違反報告)
やきにくBBQ(プロフ) - ありがたい‼️ありがたすぎます!! (1月1日 21時) (レス) id: 21bd74ae13 (このIDを非表示/違反報告)
るい - 116話目っ!!!飢えているところに供給するなんて、、ありがたい、、!早速読みます!! (12月29日 22時) (レス) id: 8a6bf7d82f (このIDを非表示/違反報告)
るい - すっごく久しぶりに見にきたら更新されていたっ!!!好きです…!!! (12月27日 23時) (レス) @page29 id: 8a6bf7d82f (このIDを非表示/違反報告)
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