さて、実証実証♪ ページ35
誰も動かない。
にらみ合いが続く。
「…誰も動かないなら、僕から行くよ」
その中で最初に動き始めたのは恭弥だった。
地面を蹴り、向かった先は…武。
「とっておきは残しておく派でね」
にやりと笑い、容赦なく武の腹に蹴りを入れる。
とっさの判断で一瞬のうちに身を引いた武は軽いけがで済んだ。
「あっ………ぶねー！」
焦った武の姿を見てへぇ、とまた笑う。
「…少しはやりがいがありそうじゃない」
今度は続けて攻撃をふるう。
肘で攻撃し、武が避けた瞬間、武の軸足を払う。
よろけた武の隙をついてまた蹴りを払うがしゃがんで避けられる。
「すきありっ！」
しゃがんだ武は恭弥が蹴りを放った方と逆の足…左足を払う。
思わずぐらつくが、そう簡単に倒れるような奴じゃない。
蹴りを放った右足を地面につけてその足を軸に180°回転し、回転の勢いとともに左足で武に蹴りを決める。
「げっ」
左足の踵が顔面に当たりそうになり手で受け止めた。
ビリビリと左手に衝撃が走る。
それをきっかけに二人は一旦距離を取った。
「…ってぇ……恭弥容赦がないのな〜…！」
「ふん、あたりまえでしょ」
「ねぇ、俺を忘れないでよね」
「「！！」」
二人の間にいつの間にか綱吉が立っていた。
「…君から咬み殺してほしいの」
「それはかなわないな」
「ふぅん…まぁいいや、来る者拒まずだよ」
また楽しそうに笑って綱吉に突っ込む。
綱吉は恭弥にパンチを繰り出すが、さすがにグローブなしではかなわない。
なんなく避けられ、腹を殴られる。
「ぐ…っ」
「随分とあっけないね」
キッと睨み付けるが、恭弥にはどうやら効果は無いようだ。
「…いいよ、その眼。ぞくぞくする」
むしろ某漫画の変態ピエロのような発言をしつつある。
今度は綱吉が反撃に出た。
痛くて屈んでいた綱吉はこっそり砂をつかみ、勢いよく恭弥に投げた。
「！」
とっさのことに驚いた恭弥は綱吉からすぐに距離を取るが、砂が数粒目に入ってしまった。
「………っつ」
そして瞬きを繰り返し、目から砂を出そうとする。
しかし。
「瞬きは禁物」
「っち……！」
腹に勢いよく回し蹴りを決める綱吉。
思わずくらってしまうが、恭弥にとっては軽いものだった。
「…あぁ、楽しいな…こうやって戦えるなんて」
「戦闘狂め」
「ツーナ、そっちばっか見てても危ないのな〜」
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(*´∀`*)純愛マジ最高！ - 更新マダカナー(*´・ω・`)ﾑｰ (2014年1月1日 1時) (
レス) id: 39f39c5d2e (このIDを非表示/違反報告)
(*´∀`*)純愛マジ最高！ - 雲雀さんの彼シャツ想像したらケチャップぶちまけて事件現場みたいになりそう。(^р^*)hshshshsｸﾞﾍﾍﾍ← (2013年12月25日 15時) (レス) id: 39f39c5d2e (このIDを非表示/違反報告)
空町琥珀(プロフ) - 骸「クハッ)恭弥くん！僕のところに嫁に来ませんか？、、いや、来なさい！」すごく面白かったです！続編楽しみにしてます(*^_^*) (2013年12月25日 0時) (レス) id: 7190c67846 (このIDを非表示/違反報告)
剣姫(プロフ) - 幽霊♪さん» ありがとうございます、がんばりますww (2013年12月23日 18時) (レス) id: dc7c621dd0 (このIDを非表示/違反報告)
剣姫(プロフ) - (*´∀`*)純愛マジ最高！さん» そうするとアルコバレーノ編も作ると楽しくなってきますよねこれwwルッスはまだしも…レヴィは…想像力の限界とみなさんの神経の問題があるのでやめておきますwww (2013年12月23日 18時) (レス) id: dc7c621dd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：剣姫 | 作成日時：2013年10月2日 12時
