27 ページ28
･
カーテンの間から光が柔らかく差し込む。
「あぁ…朝なってもうた、」
泣きすぎで、痛くなった頭を我慢して
体を起こす。
鏡の前に立つとそこには、自分のパンッパンになった顔。
「…仕事休も……」
うちはこう見えても真面目やから休むことなんてなかった。
「…今日ぐらいええやんな」
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ ｶﾞﾁｬ
「あっ、もしもし」
上司「はい」
「受付係の小瀧です」
上司「あぁ、望ちゃんかぁ〜どうしたん？」
男の上司は大体こんな感じてデレッデレに喋る
「今日体調不良で休まさしていただきます。」
上司「えぇ！！大丈夫？」
「最近よく眠れなかったもので…多分寝不足から
くるやつやと思います」
上司「じゃ、今日はたっぷり寝るんやでぇ？」
「…はい、ありがとうございます。」
上司「じゃ、お大事に〜」
「ありがとうございます、失礼します。」
気持ち悪っ
流星さん今用意してんのかな。
会いたいなぁ…でも向こうには彼女居るし。
“うちが！流星の彼女やから。”
「ｳｩｯ…ｸﾞｽｯ…ｯ…ｽﾞｯ…」
絵に書いたようにほらまたうち泣いてる。
ｶﾞﾁｬ
隣から聞こえるドアを開ける音。
「あ、流星さん出てったんや。」
莉子さんに今日も会って仕事終わりにご飯食べに行って、そのあと家で…
考えたくもないのに。
思い出したくもないのに。
これ以上好きになりたくないのに。
こんなに苦しいんやったら諦めればええのに。
流星さんはなんでこんなにもうちを苦しめるん。
期待させて、実はうちとタイプが真逆の人と
付き合ってるってとんだ大オチやん。
望ちゃん、俺が見てきた女の子で断トツで可愛いもん。
この言葉は嘘やったん？
それとも皆に言ってるん？
もう、いやや。
考えるのをやめた瞬間、瞼が自然に落ちた。
……………………………………………………………
最近色んな方に作品をお褒めいただけるので
更新頻度が異常な迄にアップしております。
単細胞な作者です笑
小雨(´⚯`)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 331人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
小雨(プロフ) - アイスさん» ありがとうが過ぎます(？)もう1回事件がこんにちはするはずなので待ってて下さい！！ (2019年7月26日 15時) (
レス) id: b644cbd46d (このIDを非表示/違反報告)
アイス(プロフ) - あーーーもーめっちゃすきです！！！！これで付き合ってないとかッッッッ！！！！ともこもかわいい… (2019年7月26日 15時) (レス) id: 442fcdc693 (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - ぱなっしゅさん» はい！分かりました！返信遅れてしまってごめんやけどなさい…次からは通知きて2秒ぐらいで返します（） (2019年7月18日 12時) (レス) id: b644cbd46d (このIDを非表示/違反報告)
ぱなっしゅ - 小雨さま、ありがとうございます。楽しみに待ってますね。もしよろしければ青さんちょっとは焦って頂きたいー、このままだと桃さんばっかり災難で好きがツラいー。紫さんも出番かと思います(笑) (2019年7月15日 20時) (レス) id: 179547feb9 (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - 樹れれ*さん» はっ！！！良すぎます……流石。流石としか言いようがないです……ありがとうございまぁす！！ (2019年7月15日 18時) (レス) id: b644cbd46d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：小雨 | 作成日時：2019年5月18日 22時
