刀剣は精霊使いが大好き！ (ページ2)

今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:9,853 hit

過去ページ2

Aside

貴)誰？

三)驚かせてすまぬ…気分はどうだ？

乱)主さんやっと起きた！

今)しんぱいしましたよ。

光)あまり不安にさせないでね。

心配？私を嫌ってるんじゃないの？
２人は味方であって、
残りの２人は私を憎んでた筈なのに？

三)審神者の娘。
お主が“五条国永”の娘とは本当か？

貴)…っ…知らない…。

三)こんのすけが来て、
俺達は過去のお主と会った。
過去のお主はそうだと言っていたが違うか？

貴)…貴方の言う通り…。
私は“五条国永”の娘だよ。

私自身理解し難いよ。
自分が鶴丸の前主の娘だなんて、
未だに信じられない。

～昔～

父)見てみなさいA。私の最高傑作だ！

貴)お父さん。この刀の名前はどうするの？

父)そうだな…A。お前が決めなさい！

貴)お父さんが一生懸命作った太刀だよ？

その時何故かお父さんは私に、
自分が作った刀の名前を付けろと言った。
本来なら作った本人のお父さんが名前を、
付けなきゃいけない筈なのに。

貴)(-ω-;)ｳｰﾝ“鶴丸国永”ってどう？

父)それは良いな…よし！
今日からこの太刀の名前は“鶴丸国永”だ！

鶴)良い名を付けてくれてありがとな！

貴)え？

最初は幻響かと思った。鶴丸の声を疑った。

父)良かったらこの太刀はAにやろう。
大事にしなさい。お父さんとの約束だ！

貴)ありがとう。

月日がたってお父さんは死んだけど、
それから私はお父さんから貰ったこの“鶴丸国永”を肌身離さず持っていた。

貴)これが私の過去の話。