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蒼は休憩時間となり、休憩室のロッカーに手をかけ携帯を取りだした



Aは店の様子が気になるらしく蒼が休憩の度に連絡をしてほしいと頼んだのだ




そして連絡先からAの名前をタップし携帯を耳に近づける









「A、大丈夫か?」



「…うん、大丈夫。お店の方は大丈夫?」









携帯からは弱々しいAの声が聞こえた





ゴホゴホと咳の音も聞こえる









「店はいつも通りだ、でも…」




「でも?」








蒼は左馬刻のことを言うか一瞬迷った



昨日は左馬刻と何があったかはわからないがAが泣いていたのは左馬刻が関係していることだけはわかっていたからだ









「…左馬刻来た」



「左馬刻さんが?」




「今愛音と飲んでる」






「え?愛音ちゃんと…?」







それからAはしばらく黙り込む







「A?」




「今からお店に行く」








携帯からベッドの軋む音と物音が聞こえ、蒼は驚く









「はぁ?なんで_____________」









そこで連絡は途絶えた









「待って、マジで来るのか?これ左馬刻に言った方がいいのか?」









蒼は休憩室で1人頭を抱えた





♪。.:*・゜♪。.:*・゜




「で、何が知りたいんですか?」







煙草を吸う左馬刻に愛音は左馬刻にひっつきながらそう聞いた







「別にアイツについて聞きたいことなんてねぇよ」






「え?ならなんで…」








驚く愛音は左馬刻を見上げた









「お前、何考えてやがる。アイツの名前を使ってまで俺様と遊びたかったのか?」









左馬刻は愛音を睨みながらそう言った









「…そうですね。それもありますけど少しお話したいことがありまして」





「お話したいこと?」









愛音は頷くとポケットから一枚の写真を取り出した








「これです」








それはAと蒼が手を繋いで休憩室へ入っていく写真とAと蒼が休憩室で抱き合っている写真だった







「んだよこれ…」









左馬刻は煙草を灰皿に擦り付けるとその写真の1枚を手に取った

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れれみ(プロフ) - 五月雨さん» 一気読みしてくださったんですか…!赤面されるの好きなんですよwこれはもう完全に私の趣味ですwこれからも頑張っていこうと思ってますのでよろしくお願いします! (2019年7月30日 23時) (レス) id: c7f8da3621 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨 - 一気読みしました! 不器用だけど、時々赤面する左馬刻様が尊かったです……!! これからの活動頑張ってください^^ (2019年7月30日 18時) (レス) id: fafc33f615 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れれみ | 作成日時:2019年6月30日 13時

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