四十七話 ページ3
ケイト先輩の後についていくと塗り残しがある薔薇の木についた
「エースちゃんとデュースちゃん、グリちゃんはあっちの薔薇を塗ってね〜。Aちゃんはオレとこの薔薇を塗ろっ」
『はい！了解です！』
「えぇー、マジメ君と一緒かよー。しかも問題児の毛玉つき…」
「早く塗って寮長に謝りに行くぞ」
「オレ様の力見せてやるんだゾ！」
エースはデュースに引っ張られていき、めんどくさがりそうなグリムは意外と乗り気で木に向かっていった
筆で薔薇を塗っている私と魔法でバンバン塗っていく先輩明らかに先輩の方が塗りが早い…
私も負けじと早くそして綺麗に塗っているとケイト先輩に声をかけられた
「Aちゃん、魔法使ってないのに綺麗に塗るし手際いいね〜」
『ありがとうございます！こうゆう作業ちょっと好きなんですよね』
「いいじゃんいいじゃん、女の子って感じがするねっ」
『そうですかね？』
しばらく話していると思い出したかのように声をかけてくれた
「Aちゃんってスマホ持ってる？もしも持ってたら連絡先交換しよーよ！」
『持ってますけど使えるかなぁ…』
と制服のポケットに入っているスマホをペンキで汚さないように出し、先輩に渡す
「うわ、何にも入ってないじゃん！AちゃんほんとにJK？」
と言いながら画面を見る先輩
ここにきてからアプリは全部消えてしまったし写真も黒く塗りつぶされて気持ち悪いから開かない、ほんとに時間を見るためだけに持っているようなもの。と説明するとそんなのあり得ないみたいな顔をしながら
「オレがアプリ入れてあげよーか？」
と言い出してくれた
『あっ、入れてくれるとありがたいです！』
と言うとオッケーと言いながらストアを開く先輩
そこには見たこともないアイコンが並んでいた
「これがメッセージを送り合えるアプリでしょー、でこれがけーくん愛用のマジカメ、そんで…」
と私に説明しながら入れてくれた
スマホの画面を見るとメッセージを送れるアプリ、マジカメ、そして写真を撮る用のアプリが入れられてた
「このメッセージ送れるやつにプロフィール入れて…っとできた！」
スマホに写っていたのは私の名前、そしてどこからか調べたのか私の電話番号が載っていた
「うーん、これじゃアイコン寂しいよね…うーん…そうだ！はい！Aちゃんこっち見て！」
『え、あっ』
と混乱してるうちにまた写真撮られた
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五右衛門 - 眞由さん» 今気づきました！教えてくださりありがとうございます！ご期待に応えられるように頑張っていきます！！ (2020年4月15日 16時) (
レス) id: 92f5e61576 (このIDを非表示/違反報告)
眞由 - オリジナルフラグ外したほうがいいですよ。続編おめでとうございます。続き楽しみにしてます。 (2020年4月15日 14時) (レス) id: 9566cb15d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：五右衛門 | 作成日時：2020年4月15日 14時
