Those who want a harpy end.【ツイステ】 (ページ13)

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11. 入学早々の事件(4) ページ13

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生徒6「今日も可愛い声してるねぇリンちゃん！」

生徒5「そっちの新米寮長さんはー？先輩に挨拶の1つもねぇのかよ！」

何故か不良の多いNRC。

当たり前の様に怒鳴る二人に、A・コルドロンは眉を潜めた。

生徒5「"あ？んだよその顔！」

生徒6「先輩に対する態度がなってねーんじゃねぇのぉ？？あ"ん"？？」

ポケットに両手を突っ込む二人、そして更に眉を顰めるA・アシストの間にリン・アシストは手を伸ばす。

リン「落ち着いてください先輩方！Aも、挨拶くらいはしよ？」

ね！と苦笑いを浮かべるリン・アシストを見てか、A・コルドロンは溜息混じりに言葉を吐いた。

「…おはようございます先輩方。無礼な態度を取ってしまい申し訳ございません。」

ほぼ棒読みだっただろう。

しかし、運が良いのか単に相手が馬鹿なのか。

生徒6「はっ！分かればいいんだよ分かれば！」

生徒5「次舐めた態度取ったらぶん殴るからな！」

子供かよ、と思わずツッコミたくなるのを抑えるA・コルドロンを見て、リン・アシストはほっと息を着く。

そして、そのまま三人の間に伸ばした腕を戻そうとした。

……そう、戻そうと"した"のだ。

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