私の口は喋らなくていい事を喋るのが上手らしい*5部【名探偵コナン/トリップ】

後日談3.5 ページ32

【結果】3人で大泣きした

3人で抱き合いながら涙が枯れるまで泣いた


あまり人前で泣かないようにしているというユウくんは泣き顔を見られたくないからか私の肩に顔をうずめたままである

ゼットくんがずるいずるいと言ってるからとりあえず頭を撫でておいた


膝上のれいは"やれやれ…"みたいな顔をしている

猫に呆れ顔される日が来るとは思ってなかった


ふと肩に顔をうずめていたユウくんが顔を上げた

「…あねぎ、くわしく話して貰うがらなあ゛！」

＿人人人＿
＞あねぎ＜
￣^Y^Y^Y￣


「ユウ〜泣きすぎて喉がやばいことになってるっすよ〜！！」

そう言いながら周りをうろうろするゼットくんにユウくんは足をかけて転ばせた

「うるざい！」

「痛え！」

そこまで来ると嫌がらせだな(？)



…ていうか会えたことが嬉しくて気になってたけどなんでこの子らいるんか…まじで一緒に来たのかしら！

「私の事も話すから、2人のことも教えてね」

そう言うと2人は強く頷いた




___________________

「…えっと、つまり俺達が今いるところは名探偵コナンの世界ってことか？」

「せやで」

「ちょ、ちょちょっとわかんないっす…」

説明すると2人とも大混乱した

そりゃそうだ、私もよく分かってないからね、あと私語彙力ない

ちなみに逆に2人の話は普通だった

朝起きたらそのままの生活だった、という
どういうこっちゃ

脳が書き換えられてんのかな

「まあ…うん、でも、姉貴にまた会えたからもう何でもいいっすよ〜！」

そう言いながらゼットくんは笑った

太陽神〜！！！！！！！！(空を仰ぎ涙を流す)

「…そうだな」

珍しく優しい目でゼット君を見てユウ君がそう言った


「にゃあ」

「れいもそうだって言ってるっす〜！」

このシーン多分マンガだったらふわふわしてるお花飛んでるな…めっちゃ可愛い…


「あ、そういえばなんだけど組織壊滅したぞ、今俺達は前いた施設に住まわせてもらってる」

「えっ」

そんな重要なことなんで後回しにしたし

「なんか知らないっすけど姉貴との連絡が取れなくなった後ボスが捕まったんすよ、それで次々と逮捕されたっす
俺達はその逮捕騒動の時出かけてて大丈夫だったんすよ」

「展開が早い」

この世界展開がトントントントンと進んでいくな…いい方向にだけど！！

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