肆拾玖話 ページ3
――――夜明け――――
『…………逃げられたね』
そう、ぽつりと呟く。
あの後、もうそろそろ夜明けという事で、童磨は足はやに消えた。
そっか、ここ港町だから陽の当たらない森が近くにないのか。
そして今、戦場となったこの場所は、物凄い緊張がはしっている。
私は現状を確認する。
｢俺は、男として不甲斐ない｣
錆兎は落ち込んでいる。
｢さ、錆兎………大丈夫だ｣
義勇はそんな錆兎を珍しく励ましてる。
『どうしよ………』
私は心ここに在らずで、ぼんやりしてる。
｢水柱様、幻柱様………大丈夫ですか？｣
隠の人達が震えながら困惑してる。
うわぁ、もし私が一般人だったら怖くて泣くだろうな。
だってさ、声掛けてんのに反応して貰えないのよ？
そりゃ怖いって。
『うん、ごめんね……』
私は焦点を合わせて、隠の人達に後のことを頼む。
とりあえず、お館様への報告はやらないと行けない。
｢(主人公)、オ館様ノ元へ行ケ。ダブル水柱モダ｣
｢ダブル水柱っておい、なぜAだけ名前呼びで俺らはそうなんだ？｣
『ブフｯ！』
言っておくが、私は宙にダブル水柱なんて言ったことは無い。
これは、宙の意思である！ 断じて私は悪くな―――
｢………Aガ寝言デ言ッテイタ｣
『ごめんなさい、錆兎』
私は慌てて錆兎に謝ったのであった…………
――――――――――――――――――――――
作者(わんフル)より
おはようございます、こんにちは、こんばんは！
どうも、作者ことわんフルです！
皆さんのおかげで、このシリーズが続決行になりました！
いやー、嬉しい限りです！
個人的には、二日に一つ投稿を理想としてたのに、いつのまにか毎日投稿になっていました。
そして、このシリーズはまだまだ続く予定で考えています！
その為、こちらの続編の方でも、星やお気に入り、感想などあればモチベーションがぐんぐんグルトになります(？)
ﾝﾝ､ｺﾎﾝ………
最後に、Aさん！
いつも私の駄文を呼んでくださり、ありがとうございます！
これからも読んでいただけると嬉しいです！
それではﾊﾞｲﾁｬ！
作者は最近アンパンマン見てスランプ起こし気味です。
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尊い - 続きが速く見たいです (2022年3月26日 23時) (
レス) @page11 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 続きが気になるぅぅぅぅうぅぅう!!!!更新楽しみにしてます！ (2022年3月18日 8時) (レス) @page11 id: 04c952a5b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わんフル | 作成日時：2022年2月22日 8時
