ぎゅってして、好きって言って【狗巻棘】

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五「じゃーん！転校生のA先輩だよ〜！
みんな仲良くしてあげてね〜」







先生のテンションとはかけ離れていて、
ぽかんとしている花裏さん含む1年生4人。






それもそうだ。
前置きもなしにいきなり紹介されても誰だってこうなる。






ふと、花裏さんと目が合ってにこりと微笑まれる。







なんて美しいの…









「えと、よろしくお願いします！」









深くお辞儀をすると、敬語じゃなくていいですよと黒髪の子に言われる。









伏「転校生だとしても僕らの先輩になりますし」


「い、いや！あ…そうなのかな？」


虎「そうっすよ！あ、俺虎杖悠仁です！
よろしくお願いします！」









短髪の明るい髪の子が虎杖悠仁くん。
元気で素直そうな子だなぁ。









野「釘崎野薔薇よ。よろしく、Aさん」









もう1人美女がいるなんて聞いてない。







思わず可愛い…と呟くと、黒髪くんがありえないといった表情でこいつが？と指を指す。









野「伏黒、後で覚えとけよ」









黒髪くんは伏黒くんと言うらしい。
何だか仲が悪そうだけど大丈夫なのかな？







心配の目で見ていると、こいつらはいつもこんなんだからと五条先生は笑っている。







なんやかんやで楽しそうなクラスだった。

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