48話 兎に温められました ページ4
夜
何とか火起こしは出来たけど…
『…っくしゅん!』
山はやっぱり寒いな…
神「…A、もっと俺のそばに来なヨ」
『…やだ』
夜中にこんな変態と密着なんて…考えられない
神「風邪ひくヨ…」
『……何もしない?』
神「…」ニコッ
『なんで何も言わないのよ!!!』
神「俺が手を出すかはA次第だヨ、
Aがあんまり可愛いかったら俺、止まらなくなっちゃうかもネ」ニコッ
この変態は、何をサラッと言ってくれてんだ
『なっ// そんなの、なおさら行くわけないじゃん!』
神「嘘だヨ」ニコッ
『信じられるか!! …っくしゅん!』
神「…」
あぁ、だめだ…ほんとに風邪ひいちゃうかも…
神「…A、ほんとにこっちに来なヨ」
『…』
ふるふると首を振る
神「分かったヨ…」
お?諦めたか…?
そう思っていると神威はこちらに近づいてくる
神「こっちから行くから」
『えっ、ちょ…神威…!?』
慌てていると神威は私を抱きしめて来た
『ちょっ、ちょっと…!//…変態!』
神「ほら、やっぱり冷えてる…」
ジタバタしていると優しくなだめるように背中をさする神威
『…な、なに…///』
神「意地っ張りなとこも可愛いけどさ、もっと自分を大切にしてヨ」
なんか、今日の神威変だよ…私のこと心配するなんて…
『…わ、わかってる…//』
神「なら、今晩はずっと一緒に温まってようネ」ニコッ
すると神威は抱きしめていた手を更に強める
『だ、だから意味深な言い方しないで!!///』
神「ダメだよ、そんな顔しちゃ…俺、今にも理性飛びそうなんだから」ニコッ
『!?…い、意味わかんない//』
神「俺に襲われたくなかったら早く寝なヨ?…おやすみ、A」チュッ
そう言うと、チュッとというリップ音を立てて額に何かを感じた
『な、ななな…!?//』
神「やっぱり面白いなぁ、Aは」ニコッ
あぁ、ダメだ頭がキャパオーバーしてるよ…
ほんにこれから大丈夫なの…?私…
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さき(プロフ) - ともりんごさん» あああありがとうございます!泣 うまく伝わっていたら嬉しい限りです泣泣 (2017年8月23日 14時) (レス) id: 982a3f128d (このIDを非表示/違反報告)
ともりんご - キュンキュンしましたっっ!最高です!三千世界の鴉を殺し…主と朝寝がしてみたい…←高杉晋作の名言ですよね!ここで登場とはすごいです! (2017年8月23日 13時) (レス) id: a99d64462c (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - りゅうびさん» 坂本さん好きです!笑笑 (2017年5月31日 5時) (レス) id: 982a3f128d (このIDを非表示/違反報告)
りゅうび - 坂本さんキターーーー!!!!! (2017年5月30日 22時) (レス) id: 8a892843d2 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - ヨミさん» ありがとうございます泣 !! もっときゅんきゅんできるように頑張りますヽ(*´∀`)ノ (2017年5月10日 17時) (レス) id: 4ce5f43fd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さき | 作成日時:2017年4月22日 18時