69話 兎と仕事をします ページ25
春雨第七師団 船内
『ふぅ…なんから久しぶりな気が…』
神「そうだネ」ニコッ
『…///』
神威の顔を見ると胸が高鳴る…
あぁ、だめだ!顔が熱くなっちゃう…
その時
ドォォォンと言う音とともに誰かが猛スピードで突っ込んでくる
阿「おい!!! このずっとこどっこい!お前のせいで俺の仕事がいつもの倍以上だ!!」
神「やだなぁ、阿伏兎…俺が仕事しないのはいつものことでしょ?」
いつものことなのか…
阿「今回のは俺1人じゃまとまんねぇんだ!!わかったらさっさと来い!」
神「えー…やだヨ」
そう2人が言い合っている
どうしよう…私ならとくにすることないしな…
よし…!
『あの…私、手伝いますよ…?』
神「…え」
阿「それは助かるが…いいのかァ?嬢ちゃん」
『はい!することもないですし…』
阿「…よし、わかった…なら来てくれ」
神「ちょっ…」
阿「じゃ、団長は部屋でゆっくりしてな…俺は嬢ちゃんとゆっくり仕事しとくからな」ニヤ
なぜか不敵に笑う阿伏兎さんに神威の顔がこわばる
阿「じゃ、行くか…嬢ちゃん」ニコッ
『?…は、はい』
ーーーーーー
資料室
黙々と言われた通り仕事をする
今は阿伏兎さんは別件で違う部屋にいるみたいだ
…ところで
神『ねぇAー、まだー?』
「…」
神『ねぇってば』
「…神威は仕事したくないんでしょ?なら部屋にいればいいのに」
…なんて、内心少し嬉しいとか思っちゃってる自分もいる
神「…分からずや」
『え?』
神「なんにもないヨ」
そう顔を膨らませる神威
『…そんなに暇なら、仕事してよ…これ全部神威のでしょ?』
神「…なら…」
『…?』
神「終わったらご褒美くれる?」
ご褒美って…
子供か!!
『まぁ…いいけど…それでしてくれるなら』
神「じゃあ、決まりだネ…やるヨ」
そういうと珍しくデスクに顔を向ける神威
まぁ、でも…こうして横顔を見るとやっぱり…
『…かっこいいな…』(ボソッ)
神「ん?」
『!! /// な、何も無い!!』
そう言い赤くなった顔を神威に隠しながら続きの作業を続けた
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さき(プロフ) - ともりんごさん» あああありがとうございます!泣 うまく伝わっていたら嬉しい限りです泣泣 (2017年8月23日 14時) (レス) id: 982a3f128d (このIDを非表示/違反報告)
ともりんご - キュンキュンしましたっっ!最高です!三千世界の鴉を殺し…主と朝寝がしてみたい…←高杉晋作の名言ですよね!ここで登場とはすごいです! (2017年8月23日 13時) (レス) id: a99d64462c (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - りゅうびさん» 坂本さん好きです!笑笑 (2017年5月31日 5時) (レス) id: 982a3f128d (このIDを非表示/違反報告)
りゅうび - 坂本さんキターーーー!!!!! (2017年5月30日 22時) (レス) id: 8a892843d2 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - ヨミさん» ありがとうございます泣 !! もっときゅんきゅんできるように頑張りますヽ(*´∀`)ノ (2017年5月10日 17時) (レス) id: 4ce5f43fd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さき | 作成日時:2017年4月22日 18時