今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:7,476 hit
小|中|大
(11) ページ11
そのせいか部屋に入った途端に慧が、
「………ゆーと、一緒にシャワー浴びる?」
なんて誘ってきた。
俺は、ん?んん?と信じられない言葉にまばたきを繰り返す。
なんか大分前に冗談で誘った時は一緒に暮らすまでは無理ー!とかなんとか言ってたのに。
「先に入ってるね。………待ってる。」
バスルームに直行する慧を呆然と見守った。
一緒にお風呂なんて……そりゃ今年の夏は旅行に行こうと思ってて、そこでまた俺から誘おうとは思ってたけど……けど!
しばらくたってからシャワーの音が聞こえてきて俺はため息をついた。
恋に恋して背伸びしちゃいそうな子を上手に相手するのも恋人の役目だぞと自分に言い聞かせながら、シャワーを浴びる慧に先にベッドに入って俺を待っててねと優しくバスルームから出してあげようと計画を立てる。
そう頭の中で計算して、慧から遅れてバスルームへと向かってゆっくりと服を脱いだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
33人がお気に入り
33人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:すみるく | 作成日時:2021年8月14日 0時