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それから暫く、血のハロウィンに向けて計画を立てた。
少年院から出た一虎とまだ接触は出来ていない。
もう時間もない。
残ったチャンスは、ハロウィン当日くらいだ。
一虎のこと、場地君のこと、そして私。
今年のハロウィンは荒れるだろう。
無い頭で考えた結果
まずバル行き宣言をした後の場地君に接触する
その方が一虎とスマートに会えるだろう
ただ、一虎に何を言われるか、されるか分からない。
また拒絶されてしまうかもしれない。
……でも、逃げていたら始まらない
一虎と一生話せなくなるのは嫌だ。
なんとしても一虎を止めよう。
血ハロ抗争にも乗り込むつもりだけどそこでどうするかはまた後で考えよ。
あれから武道君はトーマンツートップの喧嘩を止め、ドラケン君を救った
そして、明日は場地君がトーマンを抜ける日
心臓がドキドキする。
『……寝るか』
遂に来た当日
仕事は暫く休みを入れて
夜、集会を覗きにでも行こうかと外に出て
歩いているとちょっと時間が遅かったのか
一人で歩く場地君を見つけた
とにかく最初のミッションは達成。
『おーい、場地君』
「あ''？……桜？」
私の姿を見て駆け寄ってくる場地君
何を言われるかと思ったら
''こんな時間に一人で出歩くんじゃねぇ！！''と
怒られた。
トーマンを抜けても優しい場地君は健在なのだなとちょっとホッとした
『ごめんね？でも場地君に会いに行こうと思って……』
「なら今度から連絡しろ、すぐ行くからよ」
『言ったね？じゃあ今度どっか遊びに行こうよ
連絡するから』
「おう」
さて、場地君と出かけるためにも
何とかして彼を助けなきゃ行けない
その為にはやっぱり一虎と会って話すのが一番だと思う
生憎私は喧嘩なんて出来ないし。
なので一虎に会いたい旨を場地君に話した
『少年院を出たのは聞いたけど
まだ一虎に一度も会えてないの』
「桜。悪いことは言わねぇ、やめとけ」
『なんで』
「覚えてンだろ、あの日の一虎の言葉」
『それは……』
''姉ちゃんとマイキーのせいだ''
あの夜一虎はそう言った
もし原作の通り考えるならば
一虎は私にも危害を加えるかもしれない
多分場地君はそれを心配しているんだろう
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あまね(プロフ) - まってます (8月27日 18時) (
レス) @page36 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - すごく面白いです！更新、お待ちしてます！ (7月21日 15時) (レス) @page35 id: 6355dc07ef (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - 泣きました！ (7月14日 2時) (レス) @page35 id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 雪(プロフ) - めっちゃ面白い!というか一虎尊い!!落ちは真一郎君がいいです!更新楽しみにしてます!待ってます! (2022年5月10日 21時) (レス) @page35 id: f98270bfe7 (このIDを非表示/違反報告)
ぱいなっぷる - このお話好きすぎる！お話作るのうますぎて尊敬しかないです( ＾ω＾ ) (2021年12月26日 20時) (レス) @page35 id: ca34c0ec91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：インク | 作成日時：2021年9月13日 0時
