欠落完璧人間【wrwrd】 (ページ38)

今日:18 hit、昨日:3 hit、合計:191,671 hit

35話ページ38

しんぺい神視点

二人を起きるまで見守る。ショッピくんの包帯を取りかえ終えて、Aの包帯を変える。

A｢.......っ、...う、.....ぺ、し、ん、？｣

しんぺい神｢っ！起きた！？良かった...！待ってて、グルッペンに連絡を...。｣

A｢...ごめんね。ペ神。ありがと。｣

しんぺい神｢あ、グルッペン？Aが...い"っ！｣

首筋に鋭い痛みが走る。後ろにいたのは、悲しそうな顔をするAの姿があった。

グルッペン視点

しんぺい神『あ、グルッペン？Aが...い"っ！』

グルッペン｢っ！どうした！Aが...｣

A｢...やっほ。グルッペン。｣

グルッペン｢...A...まさか...。｣

A｢うん。もう分かってるでしょ？

俺がスパイだよ。｣

A｢ミーゥエ国のスパイだ。｣

グルッペン｢...許さんぞ。A。｣

A｢ねぇ、今分かってる？俺がその気にならなくてもここには気を失っている幹部が二人。｣

グルッペン｢！やめろ！！｣

A｢...やらないよ。俺は、少なくともここに入れて幸せだった。だけど、もう、入れないからさ。｣

A｢ここにいるみんなのこと、大好きだった。｣

A｢さよなら。｣