欠落完璧人間【wrwrd】 (ページ37)

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34話ページ37

鬱先生視点

結論から言おう。

我々国はミーゥエ国と同等に戦っていた。

おかしい。

なんでいきなり...、スパイの可能性を考えたがそれなら最初からするべきだ。何故今、ここで上げたのか。

幹部二人が削られたから？

確かにそれは痛すぎる。ゾムやひとらんが最強戦力になっていたとしても補えるのは一人分だろう。

だが、一人補えないからって、こんなに苦しむものか...？そこまで誤差はないはずなのに...。

グルッペン｢...大先生、何か変わった点は？｣

鬱先生｢特にないと思うで。戦略も何も...。｣

グルッペン｢...ゾム、なにか相手に異変は？｣

ゾム『...なんかな、俺が苦手な所を突いてくるんよな。』

グルッペン｢...｣

鬱先生｢グルちゃん。何となくわかったわ。｣

ショッピくんかAのどっちかが、スパイ。

傷つけられたのは、スパイだというのをバレないようにするため。

2人のどちらかが裏切り者になる。