五十四話 ページ8
クロルス視点
あいつのあの不機嫌そうな顔そそるなぁ...。
??「あんまり大きな行動起こしたら動きにくいんですけど?」
クロルス「悪い悪い、ついついな?」
??「...はぁ、なんて自由人なんだ...。」
クロルス「まぁ、金は払ってるだろ?」
??「...ほんと、金がある人は羨ましいですねはいはい。」
クロルス「...いつ物にできるかなぁ...?」
??「あんたが大人しくしない限り無理っすよ?」
そんなこと言われなくてもわかっているさ。でもな?
クロルス「愛する妻を早く手にしたくてな。」
あの可愛らしく、綺麗な銀髪も、白眼も、全部全部、誰にも渡さない。
クロルス「あいつの目に映るのは俺だけでいい。」
??「...狂ってますね。」
クロルス「これが俺の普通だ。」
前世ではちゃんと愛を伝えれてなかったみたいだからな。
俺から逃げようなんて出来ないようにしてやる。
彼は知らないのだ。
“普通”の愛し方を。
彼は間違っているのだ。
これが愛だと勘違いをして、
誰にも指摘されぬまま。
そう、家族にさえも...何も言われぬまま。
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キング(プロフ) - のあさん» コメントありがとうございます!!!励みになります!!グダグダですがよろしくお願いします! (2019年9月5日 0時) (レス) id: ab38b4d02c (このIDを非表示/違反報告)
のあ - とっても面白くて良い作品ですね!これからも無理せず頑張って下さい!応援してます! (2019年9月4日 22時) (レス) id: ff84c9d995 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キング | 作者ホームページ:http://Kingggggggg73
作成日時:2019年8月5日 17時