文スト劇場 【パート1】

後編 ページ40

｢何だかんだありましたが、無事に大きくなりました｣

｢その何だかんだは云わないのかのう？｣

｢それが作者のやり方らしいんで、仕様がないです｣

(メタい事に、誰も突っ込まないッ)


……大きくなったかぐや姫の元には、沢山の結婚の申し出がありました。しかし、そのどれもを断って仕舞いました。


｢かぐやよ、何故断ってしまうのじゃ？｣

｢そうですよ。僕の村でだって、そういうのは早めが良いって云われてるんですよ｣


因みにここは、イーハトーヴォ村ではありません。かぐや姫はその内、月を見ると泣くようになってしまいます。


｢兄さ……かぐや姫よ。私の元へ来れば、不自由はさせませんわ｣


話し方に違和感がありますが、気にしないで下さい。説得する帝に負けたかぐや姫は、帝の妻になりました。


｢この場合、妻で合ッて居るんでしょうか……｣


兎に角、夫婦になりました。しかし、日が経てば経つ程、月を見て泣く時間が増えていきます。


｢何故泣いているのですか？｣

｢……実は、ボクは、月から来たンです｣


それから、そろそろ帰らなければいけない事も話しました。


｢もう、明日には帰らなければいけないンです｣

｢そんな……私達で追い返す事は出来ないのですか？｣

｢ごめんなさい、ごめんなさい｣


かぐや姫は、謝り続けて居ました。
次の日。『細雪』で皆から姿を消したかぐや姫は、月に帰っていきました。

fin……

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｷﾘﾄﾘｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

初めまして、泉鏡花です。この前、ミチル役ッて云うものをしました。

作者から伝言を預かって居るので、早速読み上げます。

【今回、遅くなってしまい、すみませんでした。今後もこんな感じのマイペース更新です】

……与謝野女医にお仕置きされていたのはここだけの話。


作者が云わないから私から云いますが、ネタ？が無くなってきたとぼやいていました。良く分かりませんが、誰か助けてくれると更新が早くなります。

と云うか、させますので。

次回は未定です。決まり次第、更新するそうです。それじゃあ、また次回会いましょう。

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