文スト劇場 【パート1】

【決勝戦．国木田独歩vsルーシー・モード・モンゴメリ】

前回、決勝戦を[太宰さん対モンゴメリさん]と申しましたが、正しくは、国木田さんですわ。
間違えた事、試合前に謝罪させていただきますわ。


「だってさ、国木田君」
「誰にだって間違える時は有る」

「ナオミが謝らなくても、ボクが謝るよ」
「やめて下さい」


さて、こうなる事を誰が予想してたのでしょう。白熱期待の決勝戦ですわ。
右コート『理想と共に生きる者。内容の実現は何時なのか』国木田さんッ。


「おい、太宰」

「云わずもがなだよ」


紹介文は、太宰さんの提供ですわ。
左コート『飛び入り参戦、飛び交うシャトル。相当な実力者』モンゴメリさんッ。


「これ、ボクシングだったかしら？」

「どうしても、やってみたかったらしいよ」


頂上決戦、ここにありッですわ。打ち始めは国木田さんから。
それでは、用意……スタートッですわ。


「とうりゃッ、とうッ」

「……ねぇ、そんなに力まなくても出来るわよ」


――……時間は飛びまして、現在15分経過。実況し続けるのは、難しいですわね。
矢張り、決勝と有って決着がつかなさそうですわ。


「――……そろそろかな」

「え？何がですか？」


おぉッと、モンゴメリちゃんがコート外にシャトルを飛ばしてしまいましたわ。
モンゴメリさんのアウトにより、優勝は、国木田さんに決まりましたわ。


「お、終わった。終わったァァァッ」
「良かったねぇ、国木田君」

「疲れたわ。もう戻るけど、構わないわよね」
「えっと、急だったけど、参加してくれてありがとう」
「またしたい」


モンゴメリさん、無茶ぶりでしたが、参加して下さって……あら？


「偶には、遊びに来るから。その時は、遊んでくださる？」

「うんッ。勿論だよ」

「皆が居れば」


友情が生まれ、経費も増えて。こう云うのは、見ててもやっても楽しいですのね。
皆様も、近くのご友人とこんな風にやってみては如何でしょうか


此処まで見て下さり、ありがとうございましたわ。感謝、御礼申し上げますの。
【探偵社ｄeバトミントン】これにて終了ですわ。


因みに、次回は未定ですの。早く出して下さるよう、催促しておきますわね。

それでは皆様、ご機嫌よう。