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「あれ、陽介じゃん」
「あ、修斗」
先輩のコンビニ弁当から目を離すと、修斗先輩が大量の段ボール箱を運んでいるところだった
「俺お邪魔？」
「なんでや」
「大丈夫俺そういうの聡いから」
「なにそれ。ほら、Aさんも困惑してる」
「Aちゃん分かんないの？」
『なんのことですか？』
「卵焼き貰っただけやから」
「だけっていう〜？」
「言うわ」
「俺にもくれる？」
『いいですよ』
「ありが………これ置いて来てからにするね？」
『面倒じゃないですか？』
何気なく卵焼きを自分の箸でつまんで、修斗先輩の前に差し出す
「いただきまーす」
ぱくりと食べて美味しい美味しいって頷いてくれた。今日はとてもいい日だな、最高だ。
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作者名：もんぶらん | 作成日時：2017年8月16日 14時
