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気持ち悪い笑顔で私の前にいるシオ。
彼女がお父様側へと付く理由は簡単、その方が利益が大きいからだ。
だからと言って私がより大きい利益を彼女に提供したとしてもそう簡単に私側にはついてはくれない。
依頼主を裏切ることは莫大な損失が待っているのだから。
・・
だからこそ、彼女を私のものにするにはそれが重要なのだ。
彼女を私のものにするには、シオの価値観が曲がっていることが重要なのだ。
そう、だから
シオは自分により利益を求めて、お父様を裏切ていることが今回のカギなんだ。
『……ねぇ、シオ。私はあなたが私の事を何も思っていないのを知っているの。
だから言うは。あなたは私のものになりなさい。
けれどこれは命令なんかじゃなくて私個人のお願いなの。あなたがどうこたえるかは、自由よ。』
「…そうですか。けれど私はyesと答えることはできない。私はあなた様のお父様を裏切ることなんてできないのだから。」
『そう…。それがあなたの答えね。
だとしたら私はあなたを裏切るわ。あなたが私のものにならなかったということは、もうあなたは私にとって赤の他人。どうしたってかまわないわよね？」
そうやって言うとなにかを思い出したように彼女は自分の置かれている状況を再確認したらしい。
「…はは。本当に姫様には振り回されてばかりですよ。わかりました。私は姫様のもとにつきます。そして見方になったからこそ忠告申し上げるのですが、姫様のそのポケットに入っている便箋、強く捨てることをお勧めしますね。」
そうやって言われたポケットを見てみると、それはさっききりやん様のもとに落ちていた手紙らしきものだった。
その便箋は、今まで私が持っていられたことがおかしいと思うくらい禍々しいものだった。
『…ふふ、私が死んだところで問題はなし、か。いい判断だわシオ。
それじゃあ、私はシャークん様のところにでも行くことにするわ。」
そうやって言い、こんなに疲れるところから早くおさらばするため、私は禍々しいオーラを出すそれを処分するため焼却場に向かうことにした。
続く (更新停止中)
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鬼婆(プロフ) - ありがとうございます！！なかなか更新できないかもしれませんが頑張ります！！ (5月14日 17時) (
レス) id: 26e3f5c977 (このIDを非表示/違反報告)
和田 - これ、面白いですね！更新頑張ってください (2023年5月7日 18時) (レス) id: e78848b56e (このIDを非表示/違反報告)
鬼婆(プロフ) - 入学した手でいろいろあるので更新遅くなるかもです。 (2023年5月1日 21時) (レス) id: 26e3f5c977 (このIDを非表示/違反報告)
鬼婆 - ベーコン巻きさん» 応援ありがとうございます！期待に応えられる作品ができるよう頑張ります。 (2023年2月28日 17時) (レス) id: 26e3f5c977 (このIDを非表示/違反報告)
ベーコン巻き - 初コメ失礼します！どストライクな作品です( ´ཫ` )これからも陰ながら応援しています！！お体に気をつけて(*ˊᗜˋ*) (2023年2月25日 16時) (レス) @page7 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鬼婆 | 作成日時：2023年2月11日 20時
