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永瀬 「おーAおはよ。」
『あっ朝はごめんね、?』
私たちはいつも待ち合わせをして一緒に大学へ行く。だけど今日は私が遅くなっちゃったから別々に行っちゃったんだよね…
永瀬 「いや、俺がA先行ったんかなって勘違いして先行ってもうただけやから笑」
『寝坊しちゃってさ…笑』
永瀬 「あれ、そんなシュシュ持ってたっけ?」
そう指さす先には今朝のイルカのシュシュ。
『あーうん、まぁ…笑』
永瀬 「ふーん…あってかAもうすぐ誕生日やろ?」
『あれ、そうだっけ…』
永瀬 「自分の誕生日くらい覚えときなさい。笑」
『ごめんごめん笑』
あーもうすぐ誕生日か…少し、あの頃を思い出す。
“A誕生日おめでとうっ!これ俺からのプレゼント!”
“Aが彼女で良かったわ。笑これからもよろしくな?”
“あっごめ、急に仕事入って今から行かな…ご飯はまた今度行こ!”
“…俺、自分の夢叶えたいねん。でもそのためには…”
“ほんまにごめんな…俺のためにありがとうっ、”
『…今どこで何してるんかな、』
永瀬 「ん?なんか言うた?」
「んーん、なんでもない。ほら授業始まるよ?笑」
そう言うとまた黒板の方を向く前の席のれんくん。
『あれ、そーいえばさ』
永瀬 「ん?」
『れんくんってなんかのお仕事してなかったっけ?』
永瀬 「…え?」
その言葉にゆっくりと振り向くれんくんの顔は少し曇っていた。
『なんか、周りの女の子たちが話してたんよ。「この前の廉くんの雑誌かっこよかった!」って。』
永瀬 「あー…モ、デル?的な笑」
『えっそーなんだ!すごい…笑』
永瀬 「いやそんな凄いもんちゃうから、笑」
作り笑いをしながらまた前を向いた
れんくんはいつもと様子が違った。
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Miu(プロフ) - 続き読みたいです!!物語めちゃめちゃ感動しました……泣 (2020年1月8日 0時) (レス) id: 60189c19aa (このIDを非表示/違反報告)
haru. - 続き読みたいです。凄く、感情がわかりやすい読みやすい物語ですね。。応援しとるんで、無理せずに頑張って下さい。 (2019年12月30日 13時) (レス) id: fbf66905a0 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - 続きみたいです!!でも無理しないでくださいね、! (2019年12月26日 9時) (レス) id: dfd7d4bf9a (このIDを非表示/違反報告)
west Love - 初めまして、続きが見たいです。これからも応援しとるので頑張って下さい (2019年12月2日 0時) (レス) id: 4778e42e64 (このIDを非表示/違反報告)
rio - 続き見たいー!無理せずお願いしますねw (2019年11月21日 13時) (レス) id: 429f26e0ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひまわり | 作成日時:2019年11月6日 23時