3話 ページ5
Aside
見知らぬ人は倒れたまま声をあげる。
私が怖いのだろうか。御免なさい。
龍さんがまた電話で指示を出す。
「爆弾を守れ。邪魔者は殺せ……」
夜叉白雪が目を光らせる。
そして、その間に見知らぬ人は起きる。
血だらけだ。見ているだけで痛々しい。
電車が揺れた。
また何処かであの人が檸檬爆弾を投げたのだろう。
犠牲になった人……御免なさい。本当に。私が居なければ良かったの。
目の前の見知らぬ人が立ち上がる。
私よりも20cmぐらい背が高い。
「……来ないで」
また、貴方を傷つけてしまうから。
夜叉白雪が、傷つけたくなくても、指示に従って……殺してしまうから。
ねェ、お願い。後ろの乗客の人と逃げてよ。
ねェ__________
「もう無理だッ……」
その人が私に走って近寄る。
夜叉白雪がその人に仕込み杖で刺す。
否、正確に云えば刺そうとした。
私は少しだけ目を見開いた。
だって、その人の腕が白い虎の腕になっていたのだから。
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白夜月雫 - ルナ・スカーレットさん» ギリギリでした!大丈夫です(*⌒▽⌒*)頑張ります! (2018年7月25日 14時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ・スカーレット - オチアンケートまだ続いていますか?私は太宰さんがいいです。終わっていたらすみません。これからも頑張ってください! (2018年7月25日 14時) (レス) id: 431e23ca16 (このIDを非表示/違反報告)
白夜月雫 - Aliceさん» これは本物です( ..)" (2018年7月25日 12時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 僕のサブ垢です!たまーに来るのでよろしくお願いします( ..)" (2018年7月25日 10時) (レス) id: b14ba397c9 (このIDを非表示/違反報告)
白夜月雫 - チェスドールさん» おぉお!?コメント有難うございます(。_。*)好きな組み合わせですか!良かったです!更新頑張ります! (2018年7月23日 21時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白夜月雫 | 作成日時:2018年7月22日 15時