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38、久しぶりの ページ39

A「ただいま〜。」

今日は彰さんの方が早く帰ってきていた。

石田「おかえり。」

彰さんはふわりと笑って私を迎えた。

A「ごめんなさい、遅くなっちゃって。」

石田「うんん、大丈夫だけど…A…」

A「……ん?」

石田「今日…釘宮さんから聞いたけど。」

A「…………あっ。」

あれか…。

A「もう大丈夫ですよ、ちょっと上手くいかなくて落ち込んだだけで。」

石田「…でも顔色悪いよ。」

彰さんは私の顔に右手を添えた。

A「え、嘘。」

マスク越しで言われるとはよっぽどなのだろうか。でも江口君には何も言われなかったけど。

石田「今日は僕がご飯作るから休んでおいて。」

A「え、でも」

石田「僕だって料理くらい作れるよ。」

A「……じゃあお願いします。」

私はスーパーで買ったものを彰さんに渡した。

石田「んっと……このお肉使っていい?」

A「じゃんじゃん使っちゃってください。」

私は他にも買ったものを説明した。

後は完成を待つだけだ。

私は自分の部屋の椅子に座り、バックから台本を取り出しさっきの書き込みの続きを書いていった。

しかし、しばらくしたら

A「……疲れた。」

もういいや、そう思いリビングに行った。

台所では彰さんは真剣な顔で料理をしていた。

A「……顔が怖い。」

私は彰さんに聞こえないくらいの声で言った。


石田「あ、A。」

A「どんなですか?」

石田「いい感じ。」

A「そうですか。」

私はふわりと香るいい匂いに笑みがこぼれた。

A「彰さんの料理…最後に食べたのいつだっけ。」

石田「僕も料理作るの何年ぶりだろう。結婚前にAに作ったのが最後かも。」

A「あれめっちゃ美味しかったです…!」

石田「食べた瞬間固まったから美味しくなかったのかなって冷や汗かいた覚えがある(私)」

A「え、そうだっけ。」

石田「そうだよっ……はい出来たよ。」

A「わぁ…!美味しそう。」

石田「じゃあ、食べようか。」

────────
36話の続き

石田「………そんなことが。」

釘宮「Aちゃん……結構落ち込んでたみたいで。心配で。」

石田「……今日は休んでもらいます。ありがとうございます。」

釘宮「うんん。あ、Aちゃんって溜め込んじゃう癖があるので…。」

石田「……ちゃんと見ておきます。」

釘宮「お願いします。」

花澤『保護者…』(聞こえてしまった。)

39、お胸→←37、スーパー



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- めちゃくちゃ久しぶりの更新!待ってました‼︎ (2022年3月6日 20時) (レス) @page50 id: 7004a83ec7 (このIDを非表示/違反報告)
律花 - とても面白くて最高です!!更新頑張ってください!! (2021年6月5日 18時) (レス) id: bd968f8ac0 (このIDを非表示/違反報告)
ぶっかけうどん - コメントありがとうございます!亀更新ですがこれからも頑張ります! (2021年5月30日 20時) (レス) id: 24dbecf90b (このIDを非表示/違反報告)
望叶moka(プロフ) - とても面白いです!!陰ながら応援してまーす(*^▽^*) (2021年5月30日 0時) (レス) id: 4d7639527e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぶっかけうどん x他1人 | 作成日時:2021年4月19日 0時

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