石田彰との生活

28、秘められた思い ページ29

緑川「起きないね、石田さん。」

緑川の車の中でも眠り続ける石田。

中村「ですね。」

杉田「………なんでコイツも寝てんだ？」

助手席に座る悠木もまた眠っていた。

緑川「まぁでも、勘違いで良かったね。はやく石田さんに教えたいよ。」

と、笑いながら言う。

中村「あの……石田さん何か言ってましたか。」

緑川「あ、2人が外でてる時？ん〜…」

少し悩んだ後に、緑川が口を開いた。

緑川「やっぱ2人って、歳離れてるからさ。石田さんも思うんじゃない、若い方がーとか思ったんだろうね。2人が外出てからもそんな事ばっかずっと言ってたよ。」

中村「………へぇ。」

緑川「でも不安にならない事も分からなくはないよね。でもAって年上好きでしょ。聞いた事はないけど。」

杉田「俺もそう思います。」

そんな話をしているうちに家に着いたのだった。

────────

子安「Aは確かに年上好きっぽい感じするわ。」

悠木「言われてみれば…。」

松岡「分からなくはないですね。」

杉田「Aは後輩に対しては不器用な所あるからな。」

中村「あ、分かる。」

釘宮「分かる気がする。」

悠木「え、そうですかね。」

中村「そうなんだよ。」

松岡「………あ、この話終わりですか？」

杉田「いいや、この後はね…」

中村「大変だったな。」

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