【鬼滅の刃】もう1人の柱【宇髄天元】

第27話.耳 ページ31

とある真昼。死柱はぶらぶらと歩いていた。
特に理由はない。強いて言うなら暇だったからだ。


「どっかに鬼でも落ちてねぇかな……」


縁起でもないが、死柱はそう言って
森の中へ入っていった。
中にあるのは影屋敷だけだ。

ちなみに、流石の死柱でもあの片付けをするのは
骨が折れる。そのため、新しい屋敷を
作ってもらい、今はそこに住んでいる。


「天元、手入れしてくれても良かったのになぁ」


そんな事を呟いていると、男の悲鳴が森に響いた。


？「無理無理無理ィ！！！！炭治郎ぉおおおお」
「なんだなんだぁ？びっくりした！！」


呑気に言っているが、死柱は
音のする方向へ素早く向かった。


ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ


？「ひぃぃぃ！？！？」
「お前、何してんの！」


男は尻もちをついて、目の前にいる鬼を
怯える目で見ている。


「死の呼吸・壱ノ型・阿鼻叫喚！！！」


鬼を全力で殴り、死んだと見て死柱は
男を見た。


「アンタ、大丈夫？…ってか、
鬼殺隊員じゃないか。命拾いしたね、」
？「あ、ありがとうございます！！…ってか、
超美人！！！！？？？？結婚してください！！」
「は？お前、超いい子じゃんか！！気に入った！」


今更感があるが死柱は褒められると調子に乗る。

第28話.耳→←第26話.鬼最強で鬼最恐(鬼灯の冷徹とのクロスオーバーです)

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