【鬼滅の刃】もう1人の柱【宇髄天元】

第22話.鍛錬 ページ25

いくらいつもふざけている死柱であろうと、
休みであろうと、鍛錬は欠かさない。

腕相撲大会(大会というほど大規模ではなかったが)
の後、死柱は暇だったため屋敷の中庭で
素振りをしていた。死柱は宇髄ほど
ではないが、筋肉がある。

5年前では女子たちに人気であったが、
今では何も言われなくなったため
死柱は少し不服だった。

なので…

宇「…おい、A」
「何？天元。今、素振りしてんだけど。」
宇「そらァ、地味だけどよォ…


サラシ姿で素振りとは随分と派手じゃねぇか」


死柱は今、サラシにズボン姿で素振りしている。


ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

それから30分後。
縁側で死柱と宇髄は休んでいた。

「いやぁーいい汗かいたー」
宇「アンタも中庭でサラシって…
ド派手だが恥ずかしくねーの？」

当たり前の質問を投げかける宇髄だったが、
大方答えは予想ついていた。

「ド派手ならいいじゃないか。
私は派手が大好きだよ？」


こういう答えが返ってくることは
宇髄には予想出来ていたのだ。

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