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ユイという子が目覚めるまで、
1時間もかからなかった。

ユイ「えっ…!?ま、魔女は?」
「貴方がユイね。」

乃木は今居ないので、仕方ないから話しかける。

「ロッティから聞いてるわ。魔女はもう居ない。」
ユイ「えっ?」
「私が消したから。」

?マークを浮かべるこの子を見て、
もしかしたらいい子なのではないか、と
私は思い始めた。

乃木は偉く嫌っていたけど、
会ってみたら仲良くなりそうね。

そんなことを思っていると、ユイは
私の顔を見つめ始めた。

「…ロッティならキッチンにいるけど。」
ユイ「い、いえ違くて。その、貴方は…?」

そういえば名乗っていなかった。

「私は木花A。ロッティの友人よ。
後で乃木という馬鹿が来ると思うけど、
ソイツの幼馴染。貴方の家庭の事情は
理解しているわ。よろしくね。」
ユイ「あっ、僕は天塚ユイです!」

そう、と答えてソファーに深く腰掛ける。

乃木「A!ただいま!」
「うるさいわ。触らないで。」

バシン!と鈍い音を鳴らせて乃木の頭を殴る。

乃木「あっ、お前がユイ?」
「乃木が思っているより利口で面白い子よ。
仲良くしてあげて。」
乃木「……」

まあ、そんなこと言ってもいきなり
仲良くなんてならないわよね。

「そうね、乃木が自主的にユイと仲良くしたら
1分間だけ手を繋いであげるわ」
乃木「よっっしゃ、よろしくなユイちゃん!!」
ユイ「えっ?は、はい!」

単純で助かった(悪口ではない)。

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一寸先はダーク - この小説良いですね!乃木君の一方通行っぽい感じがとても良いです!!最高。更新無理せず頑張って下さい!応援してます! (2020年5月19日 3時) (レス) id: 771b180e53 (このIDを非表示/違反報告)
舞中蠍/のあ(プロフ) - 夜桜さん» そう言って貰えて、私も嬉しいです! (2020年3月19日 21時) (レス) id: ff6619b807 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - キャラの性格がブレてなく違和感なく読めました!乃木君の小説が少ないのでこの小説を見つけれて嬉しかったです。これからも頑張ってください。 (2020年3月19日 21時) (レス) id: cec74c4d6f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:舞中蠍 | 作成日時:2020年3月14日 12時

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