私とマグマなあなた2

旅行の理由 ページ40

医「サカズキが泊まりにか。それじゃぁ私はまた旅行にでも行こうかね」

楽しみだー

って話してたらおばさんがお茶を飲みながらポツリと呟いた。

ふとさ、疑問に思ったんだけどさ？

なんでサカズキの時は旅行に行ってボルサリーノの時は行かないんだろ？

「ねぇおばさん」

医「ん？」

「なんでサカズキの時は旅行行くのにボルサリーノの時は行かないの？」

医「なんでって、あんたら2人を残しといたら何かやらかすだろ。行きたくてもいけないのさ」

「あ、そゆこと？なんて酷いことを言うのっ！娘を信用しないなんてっ！！(裏声)」

医「できるわけないだろ？2人でサカズキをからかって楽しんでるんだ。打ち合わせしたわけでもないのに息ピッタリにね」

「そういえばボルサリーノと意見合わなかった事ないかも」

ボ「あぁ〜、本当だねぇ？」

ボルサリーノ面白いしなぁ。

素直に話してくれるから私はやりやすい。

サカズキもすーぐツンデレ発揮するから。

からかいやすいんだよねぇ。

医「それより。いいのかい？サカズキを追わなくて」

「あ、そうだ。行こ、ボルサリーノ」

ボ「わっしはここでまだ休んでるからA頼むよぉ」

「えー。初めて意見割れそ」

ボ「わっしが行ったらサカズキは余計拗ねるだろうからねぇ？Aなら機嫌を直せるさぁ」

「ほんと？じゃぁいっか。いってきまーす」

カランカランカラン

さーて、サカズキはどこ行っちゃったかな？

―――

ボ「進展ないねぇ」

医「サカズキもAも素直じゃないからねぇ」

ボ「Aはサカズキが好きなの自覚してるみたいだがぁ…」

医「からかい癖が厄介だね。」

バーさんもわっしも気を使ってサカズキとAを2人っきりにしてるってぇのにねぇ？

サカズキも頑固だ事ぉ

ボ「ところでバーさん、どこに旅行に行くんだぁい？」

医「そうさねぇ…隣の島でも行くか」

ボ「隣のねぇ。気をつけて行ってきなよぉ、あそこ今海賊がうろついてるって噂だから」

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