約束 ページ37
「もしもだって。」
サ「だとしてもんな事ぁ、言うもんじゃなか」
「だってこの先何があるかなんて分からないよ?島の人を人質にとられるかも。」
サ「わしがさせん。じゃけぇ、お前が海賊になんぞなるわけないじゃろうが」
わ、すっごい自信
これは全く迷いがないわね、関心だわぁ…
真っ直ぐ見てくる目のなんて強いことか。
「そっかぁ。くす、サカズキ」
サ「まだなんかあるんか」
「うん。もしも私が海賊にならなくちゃいけないってなったら、サカズキが私を殺して?」
サ「あぁ゛!?貴様まだんな事言うんか!?」
「もしもだよ。私、サカズキに止めて欲しいの」
サ「っ!?…クソ、、なんかあったんか…」
「ううん、何もない。もしそうなったら嫌だなって思ったから保険をかけとこうと思ってさ」
サ「ハァァァ。言ったじゃろ、お前にそんな事はさせん」
ツツ、って唇がなぞられる。
もう今日はずっとドキドキしっぱなしだ
心臓に悪いなぁ
「うん。サカズキが助けてくれるって思ってる」
サ「ならそんなくだらん事考えるなA」
「くだらなくないよ?助けてくれるって信じてるから頼んでるの。私はきっとこの島の人を人質にされたら海賊のいいなりになるから…だからアムッ!!」
サ「クチュッ…チュ))ハァッチュゥゥッッ!!」
「んっ…ふ、ぁっ!さかっンムッ!!」
サ「プハッ))ハァ、ハァ。いい加減そのやかましい口を塞がんか!!」
「はぁ…はぁ…」
サ「A、何度も言わせるなよ。お前にそんな事はさせん!!わしが守っちゃる、んな事ぁ考えんじゃなか!!」
「サカズキ…///」
サ「仮に海賊なんかにでもなろうもんなら必ず引き戻す。お前は死なせんけぇの、馬鹿な事を頼むなアホ助が」
両頬を包まれた
かなり真剣な目で…
あぁ、もうこれは、、、
「(うん、私やっぱりサカズキに惚れちゃってるなぁ)ありがとう…約束ね?」
サ「ふん。分かりゃぁええ。もう寝るぞ、バカがこれ以上深刻にならんうちにな」
「一言余計だぁー。」
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あつやき玉子(プロフ) - ねむさん» 感激だ…リクエスト等ありましたら募集中(ネタください)なのでもしありましたらぜひお願いします!✨ (2022年10月23日 21時) (レス) id: 3f8751104a (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - あつやき玉子さん» もうずっと追わせていただきます! (2022年10月22日 15時) (レス) id: 8adf995a6d (このIDを非表示/違反報告)
あつやき玉子(プロフ) - ねむさん» コメントありがとうございます!更新頑張りますのでまた見に来てください✨! (2022年10月18日 11時) (レス) id: 3f8751104a (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - とても面白いです!更新楽しみにしています! (2022年10月18日 2時) (レス) @page20 id: 2c310599b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あつやき玉子 | 作成日時:2022年10月15日 22時