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番外編その5 ページ38

○○したい



「A…」


後ろから抱きついてくる焦凍くん。


なななな、何が起こった!?


「俺も男だ」


「う、うん」


「したい」


「え、なにが?」


振り向こうとすると、頭をぐりぐりと背中に押し付けられる。


な、なにこのかわいいシチュエーション…


てか、一体何がしたいの?


「キス、したい…」


ぼそっと耳元で聞こえる低音ボイス。

顔に熱が集まっていく。


きききき、キス!?


「魚じゃ、ないよね?」


「な訳ねぇだろ」


やばいキュン死する!(お茶子ちゃんに教わった)


バックハグからのキスなんて!!


「Aはしたくねぇのか…?」


「そ、そんな訳ないけど!」


「けど?」


「は、恥ずかしい…」


そう言って俯くと焦凍くんは腕を解いた。


肩を引かれてゆっくりと振り向く。


次の瞬間、唇に柔らかいものが当たった。


「やっとできた」


満足気に微笑む焦凍くんに、思わず後ずさった。


私今、キスした!?


し、しょうとくんとキス!?


「恥ずかしいよぉぉ!!」


私変な顔してなかったかな?


臭くなかったかな?


「可愛かったぞ」


「ブフォ」


焦凍くんは私より大人だ。





峰田「いかがわしい会話が聞こえたかと思えば…」


上鳴「こいつらまだキスもしてなかったのかよ」

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婾纚儺 - ほっこりホコホコ (2018年12月2日 8時) (レス) id: abf7718af2 (このIDを非表示/違反報告)
れの(プロフ) - メダカさん» ほっこりしていただけたのならとても嬉しいです!コメントありがとうございます! (2018年8月25日 22時) (レス) id: 6cc8b71c99 (このIDを非表示/違反報告)
メダカ - 番外編も可愛かったぁ〜(*´∀`*)ほっこり(*´`*) (2018年8月25日 18時) (携帯から) (レス) id: 238af52e71 (このIDを非表示/違反報告)
れの(プロフ) - 杏さん» わかりにくくて申し訳ありません!もともと急須にお茶が入ってて、その急須に入っているお茶をティーカップに注いでいるという状況です。 (2018年8月21日 10時) (レス) id: 6cc8b71c99 (このIDを非表示/違反報告)
- 急須にお茶いれてるんじゃなくて、ティーカップなんですか?? (2018年8月21日 9時) (レス) id: 664b772586 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れの | 作成日時:2018年8月19日 21時

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