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⭐︎ ページ5
余程自信があるんだろう。
上からな物言いにさらに腹が立つ。
香月と俺が構えると空気が変わった。
全員大丈夫かという目で見て来る。
俺に向けているのか、目の前の香月に向けているのか、、、香月は相変わらず涼しい顔をしている。
香月が踏み込んだのを確認してちょうど此処へ届く時に竹刀を振った。
しかし、俺の振った竹刀は空を切っただけだった。
香月は、、、どこへ、、、、
「土方!後ろ!」
総悟の声でハッとして後ろを向こうとした瞬間、、、、
パンッ!!
俺が後ろを向くより早く左肩から右腰にかけて斬られた。
今の強さだと、真剣だったら死んでいただろう。
強さの反動で前へ倒れそうになる。
目の前に床が迫り目を瞑った。
しかし、痛みを感じたのは顔でも腹でもなく、首だった。
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作者名:花咲 あずみ | 作成日時:2024年3月14日 16時