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⭐︎ ページ17
沖田said
江戸へ行くことが決まり、嬉しい反面姉上のことを懸念していた。
昨日のことがあって姉上は本当に来ないかもしれない。
「姉上は、一緒に着いて来るんですか?」
「、、、いいえ。私はここに残るわ。みんなの足手纏いにはなりたく無いから、、、、」
悲しそうな姉上から出た言葉が
本心でないことなどすぐに分かった。
「でも、、、、姉上は」
「いいのよそーちゃん。私は大丈夫だから」
姉上、俺は知ってますよ?姉上が大丈夫じゃ無い時ほど、大丈夫と笑って安心させようとすることくらい。
分かっているのに、俺は何もできずに
江戸へ発った。
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作者名:花咲 あずみ | 作成日時:2024年3月14日 16時