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◇
ジャックside
俺には昔からの友達がいる。
そいつは昔っから変わってなくて、いつも俺を頼ろうとしてくる。
今もそうだ。
自分で解決すりゃあいいのによ。
でも俺はどこかコイツを助けてやりたくて冷たくもできねえ。
だからただ黙ってコイツの話を聞くしかない。
『それでね……』
「………」
『________なの、酷くない?』
「それを俺に言うお前も酷いけどな…」
『ジャックまでそう言うこと言うの?……酷い!』
「悪かったって。そんなこと思ってねえよ」
『ほんと?良かったぁ』
隣でホッと安心するA、まったく世話が焼けるな。
相談内容(愚痴)はこうだった。
寮長であるヴィル先輩が美に対してうるさいことと、厳しいことが嫌だと。
俺に言われたってそんなこと知らねえが………
『なんかすっきりした。やっぱジャックに相談してよかった』
愚痴は相談に入るのか?分からねえな。
『ジャック、ありがとね。今度お昼奢ってあげるよ』
「別に奢らなくたっていい」
『それじゃ私の気が済まないの』
「分かった、じゃあまたな」
俺がそう言うと吹っきれた笑顔で「そろそろ寮に戻るね」と言って帰って行った。
結局俺は役に立ったのか?
まぁアイツのことだ、大丈夫か。
そして再び俺は筋トレを続けた。
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作者 - 大福お豆さん» ヴィル様の作品ほんと少ないですよね。その気持ち凄く分かります!私の作品であなた様が少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。更新頑張りますね! (2020年6月28日 19時) (レス) id: 1464503688 (このIDを非表示/違反報告)
大福お豆 - あっありがとうございますっ!ヴィル様の小説に飢えてました(泣)本当にありがとうございます!更新頑張って下さい! (2020年6月27日 22時) (レス) id: 65acce4bcd (このIDを非表示/違反報告)
作者 - レンさん» ほんとですか?それは嬉しいです!できるだけ早めに更新できるようにしますね!! (2020年6月27日 21時) (レス) id: 1464503688 (このIDを非表示/違反報告)
レン - 面白かったです!更新お待ちしてます!(* >ω<) (2020年6月23日 15時) (レス) id: 14d35c18e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2020年6月19日 22時