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第88話 ページ42

貴方side

ガチャ



ドアを開けた先には


怖い顔をした精市
心配そうな顔をした雅治とブン太
青い顔をしたジャッカル
そしていつも通りの顔の蓮二と弦一郎がいた



いつものメンバーだ



幸村「Aなにか俺たちに言うことはないかい?」


怖い

目だけ笑ってる

貴方「え………っと…………真田「幸村俺たちはAに怒る必要はないぞ」


柳「どういうことだ?」



弦一郎は私の代わりに説明してくれた


どんどんみんなの顔が嬉しそうになっている

何があったの?

柳「つまりAは俺たちの愛が不安でそれを試すために他の男たちと一緒にいたんだな?」



蓮二はまるで視線を縫いつけたように私をねっとり見ながら言った



なんて言おう


否定したら殺られる



肯定したら悪化する




貴方「まあ、そ、そんなところかな?」



とりあえず有耶無耶にした


ぎゅゅぅぅっっ

貴方「んぐっ」

ぐ、ぐるし

幸村「ごめんね俺たちのせいでAを居たくないもないところに居させて。ごめんね俺たちの愛が足りなくてこんなことにさせちゃって。ごめんね俺たちの愛情表現が下手で。今回のはことで俺たちはAの大切さに気づいたんだ。これからは我慢しないし周りなんて気にしないでAだけを愛するよ。だからAも俺たちだけを愛して?」


何を言ってるかよくわかんない…



けど、やばいことを言ってることはわかる……


幸村「わかった?」


呼吸が出来なくてぽんぽんと背中を叩いた


幸村「やっぱりわかってくれたね!」


え?
とりあえずよかったのかな?



精市の顔を見ると


なっ…



今まで見たことがないくらいの純粋な笑顔だった


そんな顔で見られると毒気が抜かれちゃう


幸村「これからもよろしくねA」



私の視界には嬉しそうな顔をした三強
不安な顔をしたジャッカルと雅治
安心した顔のブン太
だった

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しおだいふく - 返信ありがとうございます。そうですよね!千歳くんいいキャラですし、出したい気持ちも分かります。わざわざ謝罪までさせてしまいすいません。 (2020年5月29日 13時) (レス) id: 4e423cbccf (このIDを非表示/違反報告)
みょん助(プロフ) - 変えてしまいました…… (2020年5月28日 12時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
みょん助(プロフ) - ちょっとどうしても千歳くんを出したくて (2020年5月28日 12時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
みょん助(プロフ) - ごめんなさい (2020年5月28日 12時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
しおだいふく - 作品読ませていただきました!話の展開が気になりすぎてずっと読んでしまいます!あと、指摘になってしまうんですけど、千歳くんは中学1年生の時は獅子学中に通っていましたよね?? 小説には1年から四天宝寺にいる扱いになっているので気になってしまいました^^; (2020年5月28日 12時) (レス) id: 4e423cbccf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みょん助 | 作成日時:2020年5月9日 22時

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