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横尾くんとのバレンタインデー ページ4








仕事がオフで、バレンタインにも関わらず、我が家のキッチンで得意の料理を極めている私の母。

じゃなくて……彼氏!!!






そうです、キスマイの母、
ペットの王国の住民の横尾渉です。






「ねぇ、わた?」






横「なに?」






「なにしてんの?」






横「なにって?料理だけど」






「それはわかるけど…」






横「けど?」






「今日…バレンタインだよ?」






横「うん、知ってるけど?」






「今日ぐらい…かまってよ…」






横「は?」






「かまってって言ってるの…//」






横「A?」






なにいってんのこいつ、みたいなこの空気に耐えられなくて、わたの背中に抱きつく。






「わた…//」






横「なに?おかしくなった?笑」






「ばかにしないでよ…」






横「これ作り終わったらかまってあげるから、ちょっと待ってて?笑」






「このままギュってしてていい?」






横「作りにくいんだけど」






「……わかったよ」






そう言って渋々わたから離れてソファーに座る。






バレンタインなのになんか虚しくて、はぁー、って思わずため息がこぼれる。






横「なんでため息なんかついてるわけ?」






「別に…」






横「こっちこいよ」






また説教か、って思ってテーブルの方に行くと、私の好きな料理ばかりがテーブルに並んでた。






「…え?」






横「バレンタインだから、Aの好きなもの作ってやろうと思ってさ。
かまってやれなくてごめん」






「わた…私泣きそう…」






横「なんでだよ笑」






「だって…私のことなんか、どうでもいいんだと思ってたから…」






溢れる涙を、わたが拭ってくれる。






横「どうでもいいわけないだろ」






「でも…」






横「でもとかないから」






「うん…」






わたが、A…って呟きながらギュって私を抱きしめる。






「…わた、大好き///」






横「俺も負けてないから」






横「A、愛してる」






そう言いながら優しいキスをくれたわたが、やっぱり私は大好きなんです。






でも…ホワイトデーは私にキッチン貸してね?笑






これが、私とわたのバレンタインデー。






藤ヶ谷くんとのバレンタインデー→←宮田くんとのバレンタインデー



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千賀あさりんご☆(プロフ) - 千春さん» コメントありがとうございます♪思いつきで書いた駄作なのですが、読んでいただけて光栄です!千春さんは、北山くんのファンの方ですかね…??自慢のみっくん…素敵です!! (2016年2月15日 1時) (レス) id: c7363b5686 (このIDを非表示/違反報告)
千春 - こんなバレンタインデーいいかも知れない。朝こっそりバックに忍ばせて居れておくって、そんなみっくんが私にとっては自慢のみっくんですよ。 (2016年2月15日 1時) (レス) id: 89ca772c52 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りんごちゃん | 作者ホームページ:http://s.ameblo.jp/arisa-0323kento/  
作成日時:2016年2月14日 18時

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