# �� ページ7
.(レトルトside)
キ「マジで無理。合わない」
ガ「決めつけんの早ぇよ」
そんなこんなで無事イベントが終わった…かと思うと、超不機嫌なキヨくんがガッチさんとフジに苦笑いで肩を叩かれている。どうやら、Aさんと何かあったらしい。
フ「向こうも緊張してたんだよ、ちょっとくらい許してやりな？」
キ「ぜってぇやだ！イベントなのに無愛想とかありえねーんだよ！」
ガ「わかった！あと声がでけえ！」
ぎゃあぎゃあと騒ぐキヨを横目に、俺とうっしーは一足先に楽屋に足をすすめる。MCの原稿を持ちながら歩くうっしーも、真っ先に楽屋へ向かったAさんのことが気になっているらしく、心なしか早歩きだ。
「キヨとAさん、なんかあったの？」
牛「あー…なんか、死ぬほど無愛想だったらしい」
「…ほう？」
牛「俺らからしたら割と話してたし面白い子だったけど、キヨからしたらそんな笑わねえ割に礼儀だけしっかりしてるのがなんか…違和感だったのかもな」
「ギャップというか差でちょっと腹立ってるってことか」
なるほどね、と頷きながら歩いていると、あっという間に楽屋の入り口に着いた__けど。
「…うっしー、」
牛「…うん」
楽屋の中で、Aさんが何かを書いては俺たちの飲み物の下に入れて__という動作を繰り返していたのを、見てしまった。
「…何してんだろ」
せかせかと動き続けるセーラー服の小さな背中を見て、純粋な疑問が浮かび上がる。でもその忙しない手元からは何もわからなくて思わずうっしーを見ると、__彼はニヒルな笑みを浮かべて一歩踏み出した。
牛「…そんなん、聞いてみるしかないでしょ」
「え、？」
牛「お疲れ様。何してんの？」
『わぁ、！！』
その見た目から想像も付かない程の大きな声を出して飛び上がった彼女が、振り返る。
__その顔には普通のマスクも、ホッケーマスクも付けられていない、ただの幼い少女の驚いたような、怯えた表情が浮かんでいた。
「…何書いてるか見せて？」
そっと、優しく声をかけると、Aさんは恐る恐る小さなメモを差し出してきた。そこには、凡そ綺麗とは言い難い字で、こう綴られていた。
"レトルトさん
声かけてくださったのに、緊張して無愛想になってしまってごめんなさい。今日は隣でステージに立ててとても光栄でした、ありがとうございました A"
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もか(プロフ) - 更新楽しみにしてました！ありがとうございますm(_ _)m (2021年4月28日 8時) (
レス) id: f8135edeab (このIDを非表示/違反報告)
みんと - 尊死……夢主ちゃんとみんなの出会いのお話めちゃくちゃに刺さりました…！！尊すぎてしんどいです(；▽；) (2021年3月14日 0時) (レス) id: 9b2c0e9200 (このIDを非表示/違反報告)
アピス(プロフ) - やとさん» やとさん、前回に続きコメントありがとうございます！！ゲロ甘を意識して書かせていただいておりますので、そう言って頂けて嬉しいです…相変わらずマイペース更新ですが宜しくお願い致します。 (2021年3月12日 22時) (レス) id: 7d62638449 (このIDを非表示/違反報告)
やと(プロフ) - 続編おめでとうございます、ハニーマスタードに続きこちらのオーロラソースの更新もめちゃめちゃ楽しみにしてます！！！夢主ちゃんに男性陣がみんな優しくてほっこりします………(T_T)（笑） (2021年3月12日 21時) (レス) id: b0fb75ed70 (このIDを非表示/違反報告)
アピス(プロフ) - みんとさん» みんとさん、またまたコメントありがとうございます！もちろん、rtさんのお話も複数仕込み中ですので…またまた楽しみにしていただけたらなと思います！いつもご愛読ありがとうございます^_^ (2021年3月12日 11時) (レス) id: 7d62638449 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アピス | 作成日時：2021年3月12日 11時
