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# ページ13

やっと、王様になった。



「えーっと。」



みんながこちらを見てくる。


「3番、私の椅子で。」


「は?」


「あ、ころんなの?」


「うん。」


むちゃくちゃ嫌そうな顔である。


「椅子ってどうすればいいの?」


さとみがいう


「ころんが普通に座っている上に座ったら?そしたら背もたれもあるじゃん」


あーたしかに。


でも、紗菜が…


目線を、紗菜に向ける。


『王様ゲームだからOK!』


「よいしょ。はい。座りやすくなったでしょ、どうぞ。」


そういってパンパンところんは自分の太ももを叩く。


体制は、ころんはおっさんずわりをしながら後ろに手をついている。


乗るか…。


よいしょ


「え、A重い。」


「は?」


目で威圧をする。


「なんもございません。」


ころんの上に乗っかっていたものの、その…密着しすぎる。


「やっぱり、この命令無効にしない?」


「え、なんで。」


んー…。理由は言えない。


「じゃあ俺のとここいよ。」


そういってさとみが手を伸ばす。


「確かにさとみの方がいいかも!」


とかいう、嘘をついて立ち上がりさとみの方にいこうとした瞬間


「だめ。これは僕にしてくれた命令だから。」


ギュと抱きついてくる。

そんなことしないでよ。



「あ!じゃあ、命令変えようよ!」


「いい案でもあるの紗菜。」


「私がころんの上に乗って、Aがさとみくんの上に乗るの!」


どう?とこっちを見てくる。


いつからころんってよぶようになったんだよ。



「俺もそれに賛成!」


とさとみ。


「ぼく、僕は…。」


「うん!私も賛成!」


と声を明るくしていう。

本当は、ころんの方が心の底からはいいけど。

私はころんをあきらめるから。だから…


そういう思いでさとみの上に座った。

なにか読みとったのかは知らないけど。

頭を撫でてくれた。


こそっと耳元で


「本当はころんのほうが良かったのに…ごめんよ。」


と言ってきた。


なぜ知っているのだろう。

誰にも言ってないのに…。



その日私達は何回か王様ゲームをし、疲れて3人は帰った。

私も、疲れたので色々して寝た。

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ゆぅり - 話が神過ぎてやばいんですが (2022年9月7日 1時) (レス) @page29 id: f99601ab3b (このIDを非表示/違反報告)
りい-Rii-@わたあめ(プロフ) - さとみくんの、はいストップー!のところ、はいストラップー!になってますよ。 (2020年9月23日 18時) (レス) id: edab8e7c8b (このIDを非表示/違反報告)
山田山田 - さあああああいこう!!!! (2020年9月13日 14時) (レス) id: 8e52de72b8 (このIDを非表示/違反報告)
るん - Mayさん» あの、占ツクやめるのなら、お話のネタを譲っていただけないでしょうか。突然すみません (2019年11月3日 17時) (レス) id: 306989c0e0 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶ - とても面白いです!!完結まで頑張ってください!!(^_^) (2019年8月21日 15時) (レス) id: a8e2d2bd4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:May | 作成日時:2019年7月25日 15時

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