精霊達の愛し子【番外編】

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［ユウside］

ｺﾞｰｽﾄA｢楽しいハロウィーンにうちの寮だけ1人も仮装なしなんて寂しいじゃないか｣

ｺﾞｰｽﾄB｢カーテンの切れ端を使ってレイラと一緒に作ったんだよぉ｣

…え？レイラちゃんも…？

ﾚｲﾗ｢あ、こらこら！それは言わない約束でしょ！？｣

ｺﾞｰｽﾄC｢『人間の行事に参加した事がないグリムとここでの初めてのハロウィーンを迎えるユウにもめいいっぱい楽しんでもらいたいの！協力して下さい！』って俺達に頭を下げる勢いでお願いしてきたんだぁ｣

…僕達のこと、そんなに考えてくれてたんだ
顔を真っ赤にしながらゴースト達に怒ってるレイラちゃんを見て胸がほんわかする

｢…レイラちゃん、ありがとう｣

ﾚｲﾗ｢…！どういたしまして(ﾆﾊﾟｯ)｣

ｺﾞｰｽﾄB｢さぁさぁ支度は済んだ。みんな、ハロウィーンを楽しんでおいで｣

ｺﾞｰｽﾄA｢俺達もゆっくり学園を見て回るとするよ〜！｣

ｸﾞﾘﾑ｢よし、今度こそ出発だ！オレ様についてこい！ランララン♪｣

ﾚｲﾗ｢ふふ、いってきまーす！｣

__________

亜熱帯ゾーンのケイト先輩＆デュースコンビ

ｹｲﾄ＆ﾃﾞｭｰｽ｢｢Boo!!｣｣

鏡の間のエペルとヴィル先輩

ｴﾍﾟﾙ＆ｳﾞｨﾙ｢｢がおーっ!!｣｣

__________

学園回っていると、所狭しと地元の人らしき人がいっぱいいて大賑わいだった

ｸﾞﾘﾑ｢どこもかしこも知らねぇヤツらが沢山だったな…なんだか特別な1週間が始まったって感じがするんだゾ！｣

ﾌﾛｲﾄﾞ｢あ、レイラとステラ〜♡っと小エビちゃんにアザラシちゃん！ハッピーハロウィ〜ン｣

ｸﾞﾘﾑ・ﾚｲﾗ｢｢ハッピーハロウィーン！｣｣

ｸﾞﾘﾑ｢……へへっオレ様もすっかりハロウィーンのプロなんだゾ！｣

ｴｰｽ｢おーっす、レイラ達。なかなかイカした格好してんじゃん？｣

ｸﾞﾘﾑ｢エース…オレ様達が心配でじっとしていられなかったんだろ？カッコつけたってムダなんだゾ！これからもその調子でオレ様の宿題や飯の面倒もみろ〜！にゃはは！｣

ｴｰｽ｢誰が心配なんて…おいっ、擦りつくなって。毛がつくだろーが！｣

ﾚｲﾗ｢ふふ、2人はいつも仲良しさんねぇ｣

｢仮装のこと、ゴースト達に伝えてくれて嬉しいよ｣

ｴｰｽ｢別にお前らの為じゃないしー？みんなで楽しむのがハロウィーンの基本なのにしょぼくれたヤツが混じってたらつまんねーじゃん。だから礼なら衣装作ってくれたヤツらに言っとけよな｣

…エース、めちゃめちゃ見直したぞ！！！(号泣)

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