雨戦〜加減〜 ページ10
「どうだぁ!痛いかぁ!?最後に絶望的なバッドニュースを教えてやる…貴様の技はすべて見切ってるぜぇ。
その時雨蒼燕流は、昔ひねりつぶした流派だからなぁ!!」
その言葉を聞いた山本は…その場に力なく座り込んだ
「時雨蒼燕流を…昔つぶしただって…!?そ…そんなことって!」
「恐らく本当の話だぞ。スクアーロの技の見切りは反射レベルよりもう一ランク早い」
冷たいリボーンの言葉に…重なる山本の声
「聞いてねーな、そんな話…」
山本は傷口を抑え…息を荒らげながらも立ち上がる
「俺の聞いた時雨蒼燕流は、完全無欠･最強無敵なんでね」
「う゛お゛ぉい!!バカか貴様は!!」
「やってみなきゃわかんねーって」
意思は…固いのだと。それは誰が見ても分かるような、山本はそんな顔をしていた
「もう…加減はしねぇぞぉ」
(あ…)
スクアーロの言葉に、Aは目を見開く
もしかしたら彼は…Aの任務のため、殺さないようにしていたのかもしれない
でなければ…勝負はもっと早かった。下手をすれば開始と同時に終わっていただろう
「スクアーロが牙を剥く」
そしてもう、誰にも止められない
(いいよ…好きに殺ってくれスクさん)
スクアーロは、側の壁を砕くように壊し…それが山本の右目にぶち当たる
「ぐあっ!!」
「う゛お゛ぉい!!動き出したら止まらねーぞぉ!!」
山本は苦し紛れのように、でも的確に刀を振るう…が、その手に刀はない…五月雨だ
スクアーロはニヤリと笑い…刀に剣を叩きつける
――ガキィイイイン…
フィールドに反響する金属音に…Aは少しだけ顔を青ざめるさせる
「いったい痛い痛い…」
あれは、受けた者でなければ分からぬ痛み
「死ねっ!!」
山本は自分の左腕を殴り…迫りくるスクアーロの斬撃を何とか避けた
「スクアーロが放ったのは
マーモンが技の説明をすれば、ベルも少しだけ関心するように続ける
「自分の腕を打って硬直を解くとは刀の奴もやるじゃん」
「でも
マーモンの言葉に、Aは少しだけ反論する
「ま、何かで刺したりすれば痛みで神経の回路が繋がるかも、だけどね…」
それはAがよく使った手だ…だが、そんな隙をスクアーロが与えてくれるワケがない
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Higuma(プロフ) - 昨日この小説を見つけて一気読みさせてもらいました！！ もう一年以上過ぎてますが、いつか続きが更新されるのを待ってます！とても良いお話だと思います！頑張ってください！ (2019年9月19日 21時) (
レス) id: 72c8bd0285 (このIDを非表示/違反報告)
プリン★スポ隊隊長兼副 いろいろ最高な小説多いよな← - 頑張ってください！応援してます！とても良い作品で続きをたのしみにしてます。 (2018年6月16日 14時) (レス) id: 4588ab3ba5 (このIDを非表示/違反報告)
ユリスタ(プロフ) - うんぬんさん» ありがとうございます!!少し用事が立て込んでしまい、更新頻度が下がってしまうかもしれませんが、これからも応援宜しくお願いしますm(_ _)m (2018年2月12日 0時) (レス) id: 6a14379c02 (このIDを非表示/違反報告)
ユリスタ(プロフ) - みぃさん» ありがとうございます(-人-)これからの展開がまだ少し悩んでいる段階ですが、更新がんばります!!宜しくお願いします!! (2018年2月12日 0時) (レス) id: 6a14379c02 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - 切ない…これからどうなるかすごく楽しみです！更新頑張ってください！！ (2018年2月7日 18時) (レス) id: 202bcdc282 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユリスタ | 作成日時：2018年1月26日 7時
