日常 ページ6
「私は、死んだことにします!」
そう高らかにAが宣言すれば、レヴィとルッスがガクッとひっくり返りそうになった
そんな二人の様子もお構い無しでAは頷いた
「いや、なんか私が意外と有名人なんだって今回思い知らされたんですよね」
これ以上狙われるのは厄介だし、仕事に支障がでかねない
なら…せっかく葬式までやったのだから、いっそこのまま死んだことにしてしまえばいい
そうすればオッタビオの目からも、さすがに逃れられるだろう
「それにちょっと勉強したい事もあるんですよね…機械系統と、プログラムとか」
「機械?」
ベルが首を傾げれば、スクアーロが口を挟んだ
「仕事に差し支えたらおろすから覚悟しとけよぉ」
「そんなヘマはしませんのでご安心を」
Aが小さく…企むようにそう笑えば、マーモンはため息を吐く
「僕これでも顔は広いんだ…紹介料くれれば頼りになりそうな人を紹介できるよ。性格はどうにもならないけどね」
「ありがとうございます…。ところで紹介料どのくらいかかりますかね」
「ヴェルデに話つけてやるんだ…SSランクが妥当かな」
「んん゛…厳しい……!!」
すっかり普段のテンションに戻ったAに、レヴィが少しだけ安心する
「散々迷惑をかけておいて…身勝手な奴だ」
「でもまぁ…いいんじゃないかしら」
Aが身勝手なのは今に始まった事じゃないんだし!とルッスが笑った
「どちらにしろ、しばらく公には出かけられないので…ちゃんと在宅医務にも専念しますよ。
どんどん怪我して下さいね?スクさん」
「う゛お゛ぉ゛い!!そりゃあどういう意味だぁ!!」
「しししっ、万年怪我だらけのスク先輩にねーちゃんが気ぃ使ったんじゃね？」
Aの言葉に、ベルが笑えば…スクアーロは剣を構える
「てめぇら順番に計６枚に卸す!!」
「やってみ」
「チルド鮫にしてあげますね」
Aは銃を…ベルはナイフを構えたので、ルッスとレヴィは早々に部屋を撤退する
爆発と怪我と喧嘩…VARIAの日常に戻った
…揺りかごから5年目の春だった
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ユリスタ(プロフ) - ゆっくりノワールさん» なるべく鬼畜にしないよう心がけたんですが、無理でした←ありがとうございます、更新頑張ります!! (2017年12月31日 1時) (
レス) id: 6a14379c02 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくりノワール(プロフ) - わー………９代目ってこんな鬼畜でしたっけ((更新頑張ってください (2017年12月30日 2時) (レス) id: 6f03c68297 (このIDを非表示/違反報告)
ユリスタ(プロフ) - イヴさん» ありがとうございます！原作と照らし合わせながらの更新なので、少し遅くなるかもしれませんが頑張ります！ (2017年12月29日 19時) (レス) id: 6a14379c02 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - 面白いです！続き期待しております！ (2017年12月29日 8時) (レス) id: 2af4348fb2 (このIDを非表示/違反報告)
ユリスタ(プロフ) - フ瑠ランさん» ありがとうございます!!フ瑠ランさんの作品にもお邪魔させて頂きますね! (2017年12月12日 18時) (レス) id: 6a14379c02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユリスタ | 作成日時：2017年12月12日 9時
