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「おかえり〜!」

健くんにそう言われて迎えられた久しぶりのV6ハウス。他のメンバーも楽しそうな表情で迎え入れてくれる。

『ただいま…です』

なんだか緊張して敬語になってしまう。

「え〜?なんかよそよそしい〜!」

「敬語なんていらないのに〜」

「俺とお前の仲だろ〜?」

上から健くん、長野くん、井ノ原くん。

井ノ原くんはちょっと何言ってるかわからないけど、歓迎ムードに緊張もほぐれる。

『これから、またよろしくお願いします!』

みんなそれぞれよろしく〜と返してくれる。


「ハイ!じゃあ早速仕事についてなんだけど…」

井ノ原くんの切り替えの速さには驚かされる。椅子に座らされ、話を聞くポーズをとるが、ついていけずにポーっとしていると

「おーい、話聞いてる?」

と至近距離に井ノ原くんの顔。

『えっ!?あ!聞いてません!』

近くにいた坂本くんがブッと吹き出す。

「井ノ原、お前の話は興味がないってよ」

笑いがとまらない様子で坂本くんが井ノ原くんにそう言うと

「なんだよそれ〜!Aちゃんは正直に言ってくれたからいいんだよぉ!」

と井ノ原くんも大声で反応する。

その隙に、ちょいちょいと肩をつつかれそちらを見ると

「俺が説明するね」

と言って長野くんが私の隣に座った。

「おいおい長野くん、抜けがけはよくないよ!」

井ノ原くんはすぐに気づき、私と長野くんの間に入ろうとするが、

「ちょっと、ちゃんと説明するからどいて」

という長野くんの一言で撃沈していた。


ほとんど説明が終わり、私の中に、はてなマークが沢山あった。

「わかんないことある?」

と長野くん。

『あの……つまり私って何をするんですか?』

この発言だけ聞いたら私の理解能力を疑われそうだが、本当にわからないのである。

しかしこの後衝撃の言葉が飛び出す。


「Aちゃんは俺たちと一緒にいてくれればいいんだよ」


『長野くん……それ……ちょっと意味がわかんないっす……』


要するにマネージャーと言っても仕事はそばに居るだけ…らしい。

『私、仕事がないならマネージャーやめます』

「あああごめんごめん!わかった仕事して!」


ということで結局、通常のマネージャーと同じような業務を言い渡されたのだった。

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それ(プロフ) - みるくプリンさん» みるくプリンさんありがとうございます。前作でもコメント頂けて嬉しかったです!次のお話も気長にお待ちいただけると嬉しいです(^^) (2020年12月5日 22時) (レス) id: 11ffe0d4ff (このIDを非表示/違反報告)
みるくプリン(プロフ) - 完結おめでとうございます&お疲れ様でした!いつも楽しく読ませて頂きました。新作も楽しみです。これからも頑張って下さいね。あ、右の星をポチらせていただきました~(*^^*) (2020年12月5日 17時) (レス) id: e740d416ca (このIDを非表示/違反報告)
それ(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます!のろのろ更新ですが温かく見守って下さるとうれしいです! (2020年10月10日 16時) (レス) id: 11ffe0d4ff (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - とても面白いですね!続き楽しみにしてす!! (2020年10月4日 19時) (レス) id: f016a9c02b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:それ | 作成日時:2020年3月22日 23時

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