にゃんが四匹 ページ4
「俺はれんごくきょうじゅろう！！A！！かくごぉぉ！！」
「ぐはぁっ！！」
朝の目覚めは最悪だった。
杏寿郎さん(五歳)はめちゃくちゃ元気いっぱい。
思いっきり上に乗っかられる。
「ぐは……せ、千寿郎…君は無事か……！」
千寿郎くんを見ると、
「ねねっ！ねね！ごはん！ごはん！」
嬉しそうにゆっくり私の顔をぺちぺちする。
いや、可愛いけど兄弟揃って私を敵だと思っているのかね？
千寿郎君に関しては私をご飯として認識して……
「A！！起きろー！！」
「ねねっ、ごはん！！」
「分かった、分かった！落ち着いて」
「嫌だ！！」
「やっ！！」
反抗の姿勢をとる二人。
「全く、しかたないわね…こうなったなら二人はお風呂魔人に捕まるぞ〜！！」
「ひゃ〜！！」
「こい！！鬼！！」
嬉しそうに頑張って立って逃げようとする千寿郎くんと、立ち向かおうとする杏寿郎さん。
「しっ静かにっ、お隣さんに迷惑だから」
なんとか二人を捕まえ、ゼェハァ言いながら風呂に向かう。
「シャワーでお湯にして……」
「鬼っ！鬼！！」
杏寿郎さんや、君は朝から元気だね……
もう水かけられても私はお湯を出すよ。
「とりゃあ！覚悟、杏寿郎っ」
お湯を確認して、杏寿郎さんの頭にお湯をかける。
「次は君だ！千寿郎っ！」
逃げようとする千寿郎を抱きしめてお湯をかける。
そして、二人が大きくなる前に風呂場を出る。
「タオル……用意しないと」
自分も濡れたし、早く着替えなければ
そう思っていると、風呂場から、まだ完全体になる前の千寿郎くんと杏寿郎さんが出てくる。
「え、ちょ、ま」
「Aっ！A！」
「ねねっ！」
「あぁーー！ちょ、ダメダメ！！出てきちゃダメだって！！」
「A、どうして？俺達を見捨てるのか！」
「見捨てないよ！大丈夫隣にいるから」
ズンっと大きくなる杏寿郎さん、
千寿郎くんも大きくなる。
私はまた急いで風呂場に戻し、タオルを持たせる。
「はぁ……もう朝から体力が……あ、朝ご飯も作らなきゃ……明日から仕事もあるし……大変だ……」
私はフラフラ状態でキッチンに向かう。
「ぐーるぐる、まぜまぜ、へへっ」
完全に疲れでテンションがおかしい私。
「A、大丈夫だったか！」
「僕達……迷惑はかけて……」
「大丈夫ですよ…ははっ…」
相変わらずバスタオルを巻いている杏寿郎さん。
ごめんよ、杏寿郎さん！！
千寿郎くんも女性用の服ですまない！！
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丸(プロフ) - グミさん» わぁぁ！！グミさま〜！！お優しいコメントをありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡グミさまの心を少しでもホワホワさせることができたのなら幸いです！こちらこそ長い間お付き合い下さりありがとうございました！<(_ _*)> (1月30日 11時) (
レス) id: fa76bf1609 (このIDを非表示/違反報告)
グミ - 途中まで読んでいて、でも忙しくて全然読めてなかったのですが、ちらっと除くと完結、と出ていたので一気読みしてしまいました！2人と別れる時、涙が溢れてきました。でも！再会できて良かったです！！しあわせになって、良かった…！コメント失礼しましたm(*_ _)m (1月30日 6時) (レス) @page50 id: 9cb77040e4 (このIDを非表示/違反報告)
丸(プロフ) - maxiahさん» お久しぶりです！maxiah様！(*´∇｀)心が浄化されましたか！それは光栄の極みです！！長い間おやすみしていたのにも関わらずお優しいお言葉胸にしみます(*/-＼*)素敵なコメントをありがとうございました！m(_ _)m (2022年4月7日 17時) (レス) id: fa76bf1609 (このIDを非表示/違反報告)
maxiah(プロフ) - お久しぶりに拝見させていただきました。はぁ心が浄化されます。好きです。 (2022年4月6日 22時) (レス) @page37 id: f2fb6597c0 (このIDを非表示/違反報告)
龝(プロフ) - 墨染さん» わぁぁ！墨染さまっ！こんばんは！こちらこそ、墨染さまとお話する時は安らぎの一時です！いつもありがとうございますm(_ _)mこれからも、墨染さまを幸せにできるようなお話作りを頑張ります…！（*´▽｀*） (2021年7月6日 22時) (レス) id: fa76bf1609 (このIDを非表示/違反報告)
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