にゃんが二十五匹 ページ25
「ほら、明日は天気予報では一日中晴れだ」
「僕達がついて行ってもなにも問題無いはずですよね？いくらデートと言っても、Aさんはその男性に気が無いわけですからね？そうですよね？Aさん」
いつも二人が可愛いとか思ってたけど、訂正しよう。
彼らはれっきとした男性だ。
そして、とても私のことを心配してくれている。
ありがたいけど、ついてくるの！？
「着いてくるのは危ないのでは？」
「具体的にどのような点が？」
「危ないのはA、君だ」
二人に追い詰められ、私はとうとう頷いた。
頷けば二人は満足そうに笑った。
「明日が楽しみですね、Aさん」
「Aはどんな服を着ていくんだ？」
二人との距離が縮み過ぎて今度は離れられなくなってしまった。
＊＊＊
「松尾！！ごめん、待った？」
「いや、待ってないけど…えっと、浅妻…？」
松尾が固まる。
まぁ、それもそのはず。
なんたって、千寿郎くんがそれはもう丁寧に髪をセットしてくれて、メイクもしてくれた。
服は自分で外行きの服選んだけど。
千寿郎くんの現代の適応能力が高過ぎてもう驚きである。
「いつもと雰囲気違うな」
「そうそう、同居人がやってくれて」
「そうか、へー」
私はそれよりも背後が気になる。
杏寿郎さんと千寿郎くん、本当に大丈夫なのだろうか！！
もう既に二人とも顔面偏差値軽く八十越えてるから心配で仕方がない。
「浅妻気になる事でもあんのか？」
「あ、いや、なんでもない！」
二人で食事をして、色々話す。
その時もどうしても二人が気になって仕方がない。
あぁ、もう二人には家で待ってて貰えば良かったと後悔するがもう遅い。
「浅妻！」
「うっ、あ、え！？松尾！？」
ギュッと手を握られて、なぜか緊張してしまう。
手汗、手汗大丈夫かな。
「今は俺とのデートだからさ…ほかの事、考えて欲しくないんだ」
「あ………、ご、ごめん」
その時も、ポツリと、手の甲に水滴が落ちた。
＿＿＿＿＿＿雨
まずい！！杏寿郎さんと千寿郎くん！！
私が走り出そうとすれば、松尾が手を離してくれない。
「浅妻！！」
「ごめん、松尾！！自分勝手で本当にごめん！！でも、私、やらなきゃいけないことがあって！！」
「どうせ同居人のことだろ！？ずっと心配なんだろ！？でもさ、今日はこの時間は俺にくれるって言ったじゃないか！」
松尾がグイッと腰を引いて私を引き寄せた。
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丸(プロフ) - グミさん» わぁぁ！！グミさま〜！！お優しいコメントをありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡グミさまの心を少しでもホワホワさせることができたのなら幸いです！こちらこそ長い間お付き合い下さりありがとうございました！<(_ _*)> (1月30日 11時) (
レス) id: fa76bf1609 (このIDを非表示/違反報告)
グミ - 途中まで読んでいて、でも忙しくて全然読めてなかったのですが、ちらっと除くと完結、と出ていたので一気読みしてしまいました！2人と別れる時、涙が溢れてきました。でも！再会できて良かったです！！しあわせになって、良かった…！コメント失礼しましたm(*_ _)m (1月30日 6時) (レス) @page50 id: 9cb77040e4 (このIDを非表示/違反報告)
丸(プロフ) - maxiahさん» お久しぶりです！maxiah様！(*´∇｀)心が浄化されましたか！それは光栄の極みです！！長い間おやすみしていたのにも関わらずお優しいお言葉胸にしみます(*/-＼*)素敵なコメントをありがとうございました！m(_ _)m (2022年4月7日 17時) (レス) id: fa76bf1609 (このIDを非表示/違反報告)
maxiah(プロフ) - お久しぶりに拝見させていただきました。はぁ心が浄化されます。好きです。 (2022年4月6日 22時) (レス) @page37 id: f2fb6597c0 (このIDを非表示/違反報告)
龝(プロフ) - 墨染さん» わぁぁ！墨染さまっ！こんばんは！こちらこそ、墨染さまとお話する時は安らぎの一時です！いつもありがとうございますm(_ _)mこれからも、墨染さまを幸せにできるようなお話作りを頑張ります…！（*´▽｀*） (2021年7月6日 22時) (レス) id: fa76bf1609 (このIDを非表示/違反報告)
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